結成とバレー方面作戦とは? わかりやすく解説

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結成とバレー方面作戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/29 22:59 UTC 版)

第11軍団 (北軍)」の記事における「結成とバレー方面作戦」の解説

第11軍団の元となったのは、ジョン・C・フレモント山岳軍管区Mountain Department)の部隊とルイス・ブレンカー(Louis Blenker)の移民ドイツ人師団第2軍団第3師団)の2つ部隊である。ブレンカーは第一次ブルランの戦い移民ドイツ人旅団旅団長努めており、予備回ったため戦闘にはほとんど参加しなかったが、後にはポトマック軍師団長となっている。しかしながら1862年春のポトマック軍半島方面作戦にはブレンカーの師団参加せずフレモント部隊加わったフレモント部隊は、バージニア西部現在のウェストバージニア州)で活動した1862年春に南軍ストーンウォール・ジャクソンバレー方面作戦開始すると、マクドウェルの戦い5月8日)とクロスキーズの戦い6月9日)でジャクソン戦った部隊大きな損害を受け、6月末までには補給も困難となった兵士には数ヶ月給与払われず、また病気落伍によって多くの兵を失った1862年6月24日ジョン・ポープ少将バージニア軍結成されたことに伴いエイブラハム・リンカーン大統領命令により、山岳軍管区バージニア軍第1軍団と名称が変更され引き続きフレモント司令官務めることとなったバージニア軍フレモント第1軍団の他、第2軍団ナサニエル・バンクス、元はポトマック軍第5軍団で後に12軍団に名称変更)、第3軍団アービン・マクドウェル、元はポトマック軍第1軍団で、後に第1軍団としてポトマック軍復帰)で構成されていた。 フレモント自身の方が先任であるとして、ポープ部下になることを拒否したこのため6月29日フランツ・シーゲル軍団長引き継いだ第1軍団多くドイツ人兵士はあまり英語は話せなかったが、英語とドイツ語混ぜた「I fights mit Sigel(ジーゲルと共に戦う」は、彼らのスローガンとなったリンカーンは、軍事的というより政治的メリットからシーゲル軍団長据えた第二次ブルランの戦い8月28日 - 8月30日)でもシーゲル軍団率いたが、戦死295人、戦傷1,361人、行方不明431人、合計2,087人という大きな損害受けた第二次ブルランでは軍団は3個師団編成されていたが、師団長ロバート・カミング・シェンク准将、アドルフ・フォン・シュタインヴェール(Adolph von Steinwehr)准将カール・シュルツ准将の3人で、全員ドイツ語話せた加えて、ロバート・ミルロイ(Robert H. Milroy)准将独立旅団追加されていた。 1862年9月12日一般命令129号により、軍団ポトマック軍所属となり名称は第11軍団変更された。これはマクドウェルの第3軍団が、ポトマック軍復帰して元の名称の第1軍団戻ったことに伴うものであったポトマック軍メリーランド方面作戦および1862年秋の間、第11軍団ワシントンD.C.正面の北バージニアにあり、センターヴィル付近前哨基地いくつか占領した12月にはフレデリックスバーグ向かって進軍したが、北軍敗北終ったフレデリックスバーグの戦い12月11日-12月15日)には加われなかった。その後バージニア州スタンフォード冬営入った

※この「結成とバレー方面作戦」の解説は、「第11軍団 (北軍)」の解説の一部です。
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