粕壁家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 01:38 UTC 版)
喫茶店「Familiar」の経営者たち。 粕壁 隼(かすかべ はやと) 誕生日 - 7月30日、身長 - 178cm、体重 - 61kg、血液型 - O型。 本作の主人公。東京大学に現役合格した男子学生。「Familiar」の2代目マスター。19歳。 外側に跳ねた癖毛が特徴。理知的でプライドが高く、嫌味っぽい口調を用いる。腕っぷしは非力。大の嫌煙家。 隼が3歳の頃、不慮の交通事故により両親を亡くし、祖母に引き取られた孤児。中学校を卒業する前、祖母と喧嘩別れをして上京。それから3年後、祖母の訃報により一時帰郷し、「Familiar」を畳んで月極駐車場にしようとする。しかし、祖母の想いや桜花たちとの絆を知ると、考えを改めて1年間の休学を決める。「Familiar」の再出発を図り、メイドたちとの共同生活が始まる。 粕壁 幸子(かすかべ さちこ) 誕生日 - 1945年生まれ。旧姓は松島。 隼にとって唯一の肉親であり、「Familiar」の先代マスター。故人。 息子夫婦が亡くなった後、孫である隼を引き取ったが、3年前に喧嘩別れをしてしまう。独りで「Familiar」を切り盛りしていたが、経営難が続いていた(隼曰く「ほとんど赤字」)。 隼の上京後、桜花たちを住み込みで雇い、楽しい日々を過ごしていた。そんな中、コタツで横になったまま永眠する。葬儀は桜花たちで執り行われ、隼人には長らく知らされていなかった。 若かりし頃はプロの料理人を目指すため様々な店で修業を積み、結婚後に「喫茶ファミリア」をオープンし、後に桜花らの祖母になる面々やその家族らを雇っていたことが明らかになり、白菊の父賢雄は幸子の下で修業し三ツ星シェフとして活躍している。43歳の頃息子の高校卒業と共に渡西。15年間総料理長を務めたスペインのレストランで三ツ星シェフとして名を馳せ、2005年にはスペインで新たな店をオープンする予定だったが、息子夫婦が交通事故で他界したことで幼い隼を引き取るために帰国したことが明らかになっている。 隼の娘(仮称) 第27話の未来の話で登場した隼の娘。隼によると容姿は曾祖母である若かりし頃の幸子に似ており、作中では5人のうちの誰かと結婚したことが明かされている。
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