箱館丸とは? わかりやすく解説

箱館丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 09:47 UTC 版)

箱館丸(はこだてまる)は、幕末箱館奉行所によって建造された西洋式帆船日本で建造された初期の洋式船の一例である。姉妹船の「亀田丸」とともに箱館形と称され、大野藩所有の「大野丸」も同型船である。実用性に優れており、箱館奉行の交代や日本各地の測量などに用いられ、「亀田丸」はニコラエフスクへ渡航しての海外交易も行った。


  1. ^ a b c d 函館市史編さん室 1980, pp. 658–660 3編5章12節4(函館市/函館市地域資料アーカイブの該当箇所(テキスト版)
  2. ^ a b 岡田 1956, p. 31, 箱館丸と亀田丸の新造 (函館市史編さん室ウェブサイト掲載版(アーカイブ)の該当箇所
  3. ^ a b c d e 藤原(1995), p. 6.
  4. ^ a b 岡田 1956, p. 94, 大野藩の出店と箱館戦争 (函館市史編さん室ウェブサイト掲載版(アーカイブ)の該当箇所
  5. ^ a b c 安達(1990).
  6. ^ 勝海舟 『海軍歴史』復刻版 原書房〈明治百年史叢書〉、1967年、445頁。
  7. ^ a b 藤原(1995), p. 7.
  8. ^ カッテンディーケ(著)、水田信利(訳) 『長崎海軍伝習所の日々』 平凡社〈東洋文庫〉、1964年、102頁。
  9. ^ 日本郵政前島密年譜」(2010年8月21日閲覧)
  10. ^ a b 藤原(1995), p. 9.
  11. ^ 函館市史編さん室 1990, pp. 139–144 4編序章3節3-4(函館市/函館市地域資料アーカイブの該当箇所(テキスト版)
  12. ^ トロイツカヤ・H・A(著)、有泉和子(訳) 「ロシア極東アルヒーフ文書に見られる日本および日本人」『21世紀COEプログラム研究報告集 No.17 ロシアの中のアジア/アジアの中のロシア(III)北海道大学スラブ研究センター、2006年、19頁。
  13. ^ 函館市史編さん室 1990, pp. 121–132 4編序章3節2-3(函館市/函館市地域資料アーカイブの該当箇所(テキスト版)
  14. ^ 新年企画 「協働の時代」/よみがえる箱館丸の会、愛する船のため奔走”. e-HAKODATE. 函館新聞 (2006年1月6日). 2023年6月11日閲覧。
  15. ^ 第6回ふね遺産”. 日本船舶海洋工学会 デジタル造船資料館. 2023年6月11日閲覧。
  16. ^ (函館新聞)「箱館丸」ふね遺産に認定 日本人建造西洋帆船先駆けの価値評価【函館】”. HOKKAIDO NEWS LINK. 北海道ニュースリンク協議会 (2022年7月7日). 2023年6月11日閲覧。


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箱館丸

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続豊治」の記事における「箱館丸」の解説

豊治の造った「箱館丸」は昭和63年1988年)に復元され函館市大町の西埠頭展示されている。これは、同年青函トンネル開通記念博覧会あわせたものだが、博覧会の後に豊治の子孫が復元船買い上げ函館市寄贈した

※この「箱館丸」の解説は、「続豊治」の解説の一部です。
「箱館丸」を含む「続豊治」の記事については、「続豊治」の概要を参照ください。

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