第5の哨戒 1943年4月 - 5月とは? わかりやすく解説

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第5の哨戒 1943年4月 - 5月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 16:52 UTC 版)

ワフー (SS-238)」の記事における「第5の哨戒 1943年4月 - 5月」の解説

4月25日ワフー5回目哨戒千島列島方面向かった5月3日松輪島写真偵察した択捉島沖に移動。翌5月4日ワフー北緯45度52東経14907分 / 北緯45.867度 東経149.117度 / 45.867; 149.117の択捉島南東特設水上機母艦君川丸川崎汽船、6,863トン)を発見し魚雷3本発射して1本が命中した判断されるが、実際に被害はなく、君川丸爆雷反撃して去っていった。3日後の5月7日ワフー北緯4004東経14157分 / 北緯40.067度 東経141.950度 / 40.067; 141.950の地点で、海岸線沿いに航行中輸送船護衛艦発見して魚雷を計6本発射し輸送船第五多聞丸(八馬汽船、5,260トン)には2本のうち1本が命中したものの、護衛艦には4本とも命中しなかった。第五多聞丸はまもなく沈没していき、ワフー三陸海岸沿って南下していった。翌5月8日午後に北緯3902東経14202分 / 北緯39.033度 東経142.033度 / 39.033; 142.033の地点金龍丸型特務艦思しき輸送船発見し魚雷3本発射した命中しなかった。目標発見は続く。5月9日未明ワフー北緯38度57東経14149分 / 北緯38.950度 東経141.817度 / 38.950; 141.817の気仙沼湾沖でレーダーにより「9,000トン輸送船」と「10,000トンタンカー」がいる事を探知ワフー2つ目標魚雷3本ずつ計6本発射し、2隻の輸送船高雄丸川崎汽船、3,204トン)と神武丸(栗林商船、1,912トン)に命中させ両船を撃沈したワフーはさらに南下し東京幌筵島間の航路思われる海域パトロールし5月12日夕刻北緯38度40東経14253分 / 北緯38.667度 東経142.883度 / 38.667; 142.883の地点で4,000トン輸送船と9,000トン貨客船発見ワフーは2隻に対して魚雷を2本ずつ計4本発射し、9,000トン貨客船に1本が命中したように感じられた。9,000トン貨客船に対しては、さらに魚雷を1本ずつ計2本発射し命中させたが、無味乾燥な響きしか聞こえてこなかった。ワフー浮上砲戦持ち込んだが、2隻とも結局撃沈することはできなかった。ワフー5月4日からの10日間で8隻の目標対し10回の雷撃実施したが、魚雷不調により満足すべき戦果得られなかった。 5月21日ワフー26日間の行動終えて真珠湾帰投翌日アメリカ太平洋艦隊司令長官チェスター・ニミッツ大将が来艦し、授章が行われた。5月23日ワフーオーバーホールのためメア・アイランド海軍造船所回航され、7月20日まで修理訓練従事した。これに先立ち副長のオカーン大尉建造中のタング (USS Tang, SS-306) 艦長として転出していった結果として、オカーン大尉ワフー乗組員唯一戦争生き残ることとなる)。ワフー7月27日真珠湾戻り8月2日にはミッドウェー島進出した

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