第5の哨戒 1943年6月 - 7月
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「ハリバット (潜水艦)」の記事における「第5の哨戒 1943年6月 - 7月」の解説
6月10日、ハリバットは5回目の哨戒でトラック諸島方面に向かった。6月12日にジョンストン島で補給を行い、6月20日ごろにトラック近海に到着する。到着後間もなく、ハリバットは駆逐艦に護衛された輸送船を発見するが、攻撃圏内に入ってこなかった。3日後の6月23日にも輸送船と駆逐艦と遭遇し、相手は爆雷攻撃を行うそぶりなどを見せ、攻撃を行う隙を見せなかった。7月10日夜、ハリバットは北緯10度37分 東経150度45分 / 北緯10.617度 東経150.750度 / 10.617; 150.750のトラック北方170海里の地点で空母雲鷹と特設巡洋艦愛国丸(大阪商船、10,437トン)、2隻の駆逐艦を発見した。雲鷹と愛国丸は横須賀を7月6日に出撃してトラックに向かっていたもので、雲鷹は九九式艦上爆撃機27機と零戦45機を輸送中であった。ハリバットは魚雷を6本発射し、うち1本ないし3本が愛国丸に命中して損傷を与えた。この哨戒ではこれ以外に攻撃機会は訪れなかった。7月16日にはグアムを偵察し、アプラ港内に2隻の大型輸送船が停泊しているのを確認する。7月28日、ハリバットは49日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投。艦長がイグナティス・J・ギャランティン(英語版)少佐(アナポリス1933年組)に代わった。
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