第5の哨戒 1942年9月 - 11月
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「スレッシャー (潜水艦)」の記事における「第5の哨戒 1942年9月 - 11月」の解説
9月15日、スレッシャーは5回目の哨戒で南シナ海およびタイランド湾方面に向かった。この哨戒では機雷敷設の任務も与えられていた。9月19日、スレッシャーはロンボク海峡北側で2隻の貨物船を発見し雷撃したが、失敗した。9月25日夜にはスールー海でものすごく高速の目標を発見したが、やはり攻撃できなかった。10月16日23時ごろ、スレッシャーはタイランド湾最北部のパール・バンク付近に浮上し、.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯12度47分 東経100度44分 / 北緯12.783度 東経100.733度 / 12.783; 100.733を中心とする海とに機雷を敷設した。これは、アメリカ潜水艦が機雷を敷設した最初の例となり、以後マレー半島、インドシナ半島、ボルネオ島方面でしばしば潜水艦による機雷敷設が行われ、ソロモン諸島方面の戦闘に駆り出された潜水艦を補助するものとなった。残りの期間はバリクパパン、セレベス海方面で哨戒を続けた。帰途、ジャワ海カポポサン島に座礁している小型タンカーを発見し、砲撃を浴びせた。11月12日、スレッシャーは61日間の行動を終えてフリーマントルに帰投した。
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