第5の哨戒 1943年7月 - 9月
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「ホエール (潜水艦)」の記事における「第5の哨戒 1943年7月 - 9月」の解説
7月21日、ホエールは5回目の哨戒で東シナ海に向かった。8月4日から6日にかけて台風に翻弄され、艦内に侵入してきた海水によって、いくつかの機器が故障してしまった。翌7日には小笠原諸島近海に到達。8月8日朝、ホエールは北緯24度15分 東経142度45分 / 北緯24.250度 東経142.750度 / 24.250; 142.750の硫黄島南東の地点で、駆逐艦朝凪と特設運送船(給兵)鳴門丸(日本郵船、7,149トン)からなる第4731船団を発見。魚雷を4本発射し、うち2本を鳴門丸の中央部と後部に命中させ、鳴門丸は右舷に傾きながら沈んでいった。ホエールは8月9日から10日間はこの近海で哨戒し、8月20日に台風シーズン真っ只中の東シナ海に移動。ここでも3日間台風に翻弄された。8月24日未明、ホエールは北緯30度55分 東経129度00分 / 北緯30.917度 東経129.000度 / 30.917; 129.000の草垣群島の西方20マイルの地点で輸送船団を発見し、魚雷を4本発射して2つの爆発音を聞き、7,000トン級輸送船と10,000トン級タンカーを撃破したと判断された。ミッドウェー島への帰途について2日後の8月26日朝にも、北緯30度42分 東経134度06分 / 北緯30.700度 東経134.100度 / 30.700; 134.100の地点で2隻の輸送船と千鳥型水雷艇と思しき護衛艦、フ806船団を発見し、魚雷を4本発射したが命中せず、魚雷を使い果たした。9月7日、ホエールは46日間の行動を終えて真珠湾に帰投。真珠湾でオーバーホールに入った。
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