第六天波旬とは? わかりやすく解説

第六天波旬(だいろくてんはじゅん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 04:43 UTC 版)

神咒神威神楽」の記事における「第六天波旬(だいろくてんはじゅん)」の解説

波旬はじゅん) - 声:堀川忍 (PC), 宮下栄治 (PS VITA) 天魔達が敵対していた歴代最強にして最大の敵。作中で度々その存在語られる事となる。 「無量大数」とも形容される途方もない存在強度筆舌に尽くしがたい邪性を纏った、今代における万象の父にして絶対超越者。 その正体今代の座の神であり、大欲界天狗道流出者。絶対に完成させてはいけない理を世に布いた最強最悪邪神である。 等級太極大欲界天狗道発現覇道型だが、性質的に求道型。元となった渇望は「永劫ただ一人でいたい」。己のみを唯一絶対存在根拠もなく信仰する自己愛極致。ただそれのみ無限に力を上昇させる極大渇望であり、個という単位波旬超える者は宇宙存在しない。 神咒はマーラ・パーピーヤス。現在の神州で言うところの天竺国に生まれた。しかし巨大すぎる自我持って生を受けた彼は外界からの刺激に対して一切反応示さずそもそも他者存在認識すらしていなかった。そして口減らしのために売られ黄昏宇宙をつまらないものと忌み嫌う邪教引き取られ外界への渇望利用して流出引き起こすために即身仏の行にかけられ地下深く閉じ込められたが、彼にとってその静寂は望ましいものであった。 しかし畸形嚢腫存在彼の渇望方向性変えてしまった。本来他者認識しない波旬にとって唯我渇望は既に満たされているものであるが、畸形嚢腫によって他者存在認識し、それにへばりつかれることの不快さ知ってしまった波旬渇望は「ただ一人でいたい」という求道型から「自分へばりついているものを殺す」という廃絶祈り帯びた覇道型へと変質してしまった。 即身仏の行によって己の渇望を高まらせた波旬は座の存在認識し、「全ての人を抱きしめる」という理を持つ黄昏女神畸形嚢腫誤認し、彼女を殺すために座に乗り込んだ。この時点で既に波旬の力は黄昏女神守護者達を圧倒するまでになっており、覇道共存法則破壊されたことで全力出せなくなってしまった属神達蹴散らして黄昏女神殺害した。これによって彼女が保有していた魂を受け継いでしまった波旬はその不快感によって発狂。その渇望はさらに膨れ上がり最早誰も手をつけられない最強最悪邪神・第六天波旬と史上初の求道型の宇宙大欲界天狗道誕生してしまった。 ただし唯一畸形嚢腫に対してはその絶対性を発揮させることができない。何故なら畸形嚢腫波旬渇望根源であり、唯我渇望しながらその根本他者への憎悪抱えているという矛盾故、畸形嚢腫に対して通常の覇道としての力しか発揮することができない。 本来であれば弱体化した状態であっても波旬の方が格上なのだが、曙光曼荼羅との決戦の際、自分保有する魂を全て投げ捨ててしまい、刑士郎と咲耶解脱によって法則亀裂入れられ、その僅かな隙間から覇吐が波旬力の源である畸形嚢腫一体化したことで敗れ、ようやく一人になれることに安堵しながら消滅した

※この「第六天波旬(だいろくてんはじゅん)」の解説は、「神咒神威神楽」の解説の一部です。
「第六天波旬(だいろくてんはじゅん)」を含む「神咒神威神楽」の記事については、「神咒神威神楽」の概要を参照ください。

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