第六天魔王と天照大神とは? わかりやすく解説

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第六天魔王と天照大神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 19:53 UTC 版)

中世日本紀」の記事における「第六天魔王と天照大神」の解説

沙石集』には、伊勢神宮神職聞いた話として、次のような記述がある。 天照大神日本国土を創生した際、海中大日如来印文があるのを見て鉾で海底探り、その鉾から滴が滴り落ちたその様見た第六天魔王は「この滴が国となって仏法流布し人倫生死出づべき相がある」として、この国を滅ぼそうとした。天照大神は、これに対し「我は三宝の名を言わないし、自らにも近づけないから帰り給えと言い追い返した。この約束を守るため、伊勢神宮では僧を近づけず、仏教用語隠語にしているが、実は内心では深く三宝守っている。 また、同種の神話『平家物語』『太平記』などにもあり、この約束証拠第六天魔王から貰ったのが神璽であるとする。(中世においては八尺瓊勾玉は印であるとされていた)なお、『通海参詣記』では約束をしたのは諾冉二尊という。 このため一時期関東では、天照大神は『虚言ヲ仰ラルゝ神』であるとして、起請文などの誓い対象から外されるといった現象起こったという指摘がある。

※この「第六天魔王と天照大神」の解説は、「中世日本紀」の解説の一部です。
「第六天魔王と天照大神」を含む「中世日本紀」の記事については、「中世日本紀」の概要を参照ください。

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