第二期基本計画により実施中の事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 14:42 UTC 版)
「甲府市中心市街地活性化基本計画」の記事における「第二期基本計画により実施中の事業」の解説
南口再整備 かつて南口にはかいじ国体の際に整備されたロータリーがあり、甲府駅バスターミナルの各のりばへ行くにはロータリーにある横断歩道を渡らなければならなかった。そのため交通量が増えるラッシュ時間帯においてロータリーを利用するバスやタクシー、一般自動車と歩行者で横断歩道一帯は非常に混雑した。また南口周辺はかいじ国体の際の整備以降主だった整備がされておらず、雑然とした雰囲気となっていたことから、北口に続き南口も再整備が検討されていた。2012年の知事年頭会見で横内正明知事は重点課題として南口整備を挙げており、主な内容としてロータリーを自家用車用とバス・タクシー用に分離し、バスターミナルへの横断歩道の解消やペデストリアンデッキまたは地下歩道の設置によりバスターミナルから駅を迂回せず直接平和通りへ往来できるようにするなどの計画が立てられていた。 2014年に平和通り沿い東側にある「ファンシーロード8番街」のアーケード撤去が行われ、2015年には甲府駅バスターミナルの改修に着手、2017年8月9日に新ターミナル案内所が開設したことで南口再整備は完了した。 駐輪場増設 甲府市が2009年に行なった調査によると甲府駅南口における自転車需要は約1600台であったが、2013年11月時点で南口にある駐輪場の収容数は合計775台しかなく、駅周辺では放置自転車が常態化していた。第一期では北口側の駐輪場新設が行われたが、第二期では南口側の駐輪場新設にも着手。2013年より一般車専用駐車場のロータリー新設にあわせ南口駐輪場の地下化工事が開始され、2015年6月に地下駐輪場および一般用駐車場ロータリーが完成、南口周辺の駐輪場収容数は1685台まで増えている。さらに地下駐輪場付近に原動機付自転車用駐輪場、甲府城北西側にも駐輪場を新設し、需要増に対応する。 甲府銀座ビル跡地再開発 2009年の完全閉鎖以降空きビルになっていた甲府銀座ビルを東京都の不動産会社「アクロス」が買収し、マンションを主体とした再開発ビルの建設に着手。「デュオヒルズ甲府」としてアクロス、フージャースコーポレーション、東京ガス山梨との共同事業で2014年12月に着工し、2018年2月に竣工。マンション部分の分譲を開始している。
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