第一次対仏大同盟: イタリアのポーランド軍団とは? わかりやすく解説

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第一次対仏大同盟: イタリアのポーランド軍団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/22 01:29 UTC 版)

ポーランド軍団」の記事における「第一次対仏大同盟: イタリアのポーランド軍団」の解説

ドンブロフスキの軍団入ったポーランド人兵はロンバルディア市民権与えられ、他の軍団同等給与受けた。またポーランド軍団は、若干フランスロンバルディアマーク付けただけの独自のポーランド風の軍服用いたりポーランド語指揮取ったりすることも認められた。1797年2月初頭時点ポーランド軍団兵数1200人ほどだったが、まもなくオーストリア軍から脱走してきた大勢ポーランド兵が参加した。 ドンブロフスキのポーランド軍団最初戦場は、イタリアにおける、オーストリアとその同盟者対す戦線であった1797年5月、彼らはマントヴァ駐屯し月末までにブレシアでの反乱鎮圧参加した4月末までに、軍団兵数5000人まで増加した。ドンブロフスキは、さらにオーストリア領に侵攻して旧ポーランド領のガリツィアまで攻め上るよう主張したが、ナポレオン却下され引き続きイタリア戦線で戦うことになった4月ポーランド軍団ヴェローナ発生した反乱ヴェローナ復活祭」の鎮圧携わった。この月、フランスオーストリアの間でレオーベン条約結ばれフランスポーランド兵は大い失望した。しかしドンブロフスキは、これで対オーストリア戦争終わったわけではない見抜いていた。 この後フランスポーランド軍団はドンブロフスキの一個軍団だったのが、二個軍団増設されている。オットー・フォン・ピフカとミシェル・ロフェは、1797年5月ポーランド軍団が二個軍団再編されたとしている。それによれば第1軍団はカロル・クニャジェヴィチ、第2軍団はユゼフ・ヴィエルホルスキが率い兵数それぞれ歩兵3750人(砲兵除く)とされた。一方でデイヴィスは、第2軍団創設1798年で、その司令官はユゼフ・ザヨンチェクだったとしている。1797年7月には、レッジョ・エミリア起きた反乱の鎮圧参加した1797年1月18日カンポ・フォルミオ条約結ばれ正式に戦争終結した。それでもポーランド軍団はなお次戦争求めていて、彼らはチザルピーナで最も親仏的な外国人部隊だと見なされていた。1798年ポーランド人部隊フランス軍教皇領進出をたすけ、いくつかの農民反乱鎮圧し5月3日ローマ入城した。ドンブロフスキは、ここでローマの代表から数々の品を受け取った。これは元をたどると、かつて1683年第二次ウィーン包囲オスマン帝国破ったポーランドヤン3世ソビエスキローマ贈ったもので、中にはオスマン軍軍旗もあった。これ以降ポーランド軍団は自らの軍旗一部分にこのオスマン軍旗のデザインあしらうようになった1798年末まで、クニャジェヴィチ率い軍団は、反フランス姿勢をとったナポリ王国戦い12月4日チーヴィタ・カステッラーナ戦いで勝利を収めたその後占領したガエータから補給物資届き、アンジュジェイ・カルヴォフスキ率い騎兵軍団新設することができた。その後ポーランド軍団マリアーノ・ヴェーテレ、ファラーリ、カルヴィカプアでの戦い貢献しナポリ王国1月23日降伏した

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