称号・敬称
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「ルイーズ・ウィンザー」の記事における「称号・敬称」の解説
2003年11月8日 – 現在 Lady Louise Windsor(ルイーズ・ウインザー令嬢)(Lady Louise Mountbatten-Windsor(ルイーズ・マウントバッテン=ウィンザー令嬢)とも) 1917年11月にジョージ5世により発表された勅許状によって、Prince(王子)・Princess(王女)の称号とHis/Her Royal Highness(殿下)の敬称は、国王の子、国王の息子の子、プリンス・オブ・ウェールズの長男の長男に与えられるものと定められている。これに従えばルイーズの称号はHer Royal Highness Princess Louise of Wessex(ルイーズ・オブ・ウェセックス王女殿下) となるはずだった。しかしルイーズの両親が結婚した際、その意向によりエリザベス2世女王が「ウェセックス伯爵夫妻の子供は、Prince(王子)・Princess(王女)の称号とHis/Her Royal Highness(殿下)の敬称を名乗らない」ことを宣言したため、貴族の女子に対する敬称である「Lady」と呼ばれている。ただし、これらの接遇は王位継承順位に影響を与えるものではない。また、このエリザベス女王の宣言がジョージ5世の勅許を覆す法的根拠に欠けるとする意見が一部法学者の間にはあるものの、王族内部の事例に関する限り、王室家長の女王の意向は法的根拠云々以前の問題だとする見方が大勢となっている。 母親のウェセックス伯爵夫人は、子供たちのHis/Her Royal HighnessとPrince・Princessの称号について、「私たちは使用しないと決めた。2人はそれらを持っており18歳から使うかどうかを決めることができる。しかし使うことを選ばないであろう」と語っている。 Her Royal Highnessの敬称もPrincessの称号も使用していないことから、姓を称しているが、彼女はエリザベス2世女王とエディンバラ公爵フィリップ王配の子孫であるため、姓はウィンザーではなくマウントバッテン=ウィンザーを名乗るべきではないかとの指摘もある。
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称号・敬称
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「ジョージ・オブ・ケンブリッジ」の記事における「称号・敬称」の解説
2013年7月22日 - 現在 : His Royal Highness Prince George of Cambridge(ジョージ・オブ・ケンブリッジ王子殿下) 1917年12月11日、ジョージ5世は特許状により、イギリスの王子 (Prince)(英語版)・王女 (Princess)(英語版)の称号と 殿下 (Royal Highness)(英語版)の敬称を、子の代では現国王のすべての子、孫の代では現国王の男子所生の子(つまり男系の孫)、そして曾孫の代ではプリンス・オブ・ウェールズ(王太子)の存命最年長の男子所生の存命最年長の男子(つまり男系嫡流の男曾孫のうち最年長の存命者1名)のみに限定した。ウィリアム王子はプリンス・オブ・ウェールズたるチャールズ王太子の存命する最年長の男子であり、そのウィリアム王子の最年長の男子がこのジョージであることから、彼にはこの特許状に従って王子の称号と殿下の敬称が与えられた。しかし将来生まれてくるであろうジョージ王子の弟や妹はその範疇にはないことから、この勅定に従えば彼らには王子・王女の称号も殿下の敬称も与えられず、単に男子なら Lord、女子なら Lady の儀礼称号を帯びるのみにとどまってしまう。こうした事態となることを憂慮したエリザベス2世は、2012年12月31日に新たな特許状を発し、以後はプリンス・オブ・ウェールズの長男のすべての子に王子・王女の称号と殿下の敬称を認めることとした。
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称号・敬称
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「セーラ (ヨーク公爵夫人)」の記事における「称号・敬称」の解説
セーラの称号および敬称は、以下の通りである。 セーラ・マーガレット・ファーガソン嬢 Miss Sarah Margaret Ferguson (1959年10月15日 – 1986年7月23日) ヨーク公爵夫人殿下 Her Royal Highness the Duchess of York (1986年7月23日 - 1996年5月30日) ヨーク公爵夫人セーラ殿下 Her Royal Highness Sarah, Duchess of York (1996年5月30日 - 1996年8月21日) ヨーク公爵夫人セーラ Sarah, Duchess of York (1996年8月21日 - )
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