神仏習合・神道とは? わかりやすく解説

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神仏習合・神道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 18:45 UTC 版)

大黒天」の記事における「神仏習合・神道」の解説

日本においては大黒の「だいこく」が大国通じるため、古くから神道の神である大国主混同され習合して当初破壊豊穣の神として信仰される。後に豊穣の面が残り七福神一柱大黒様として知られる食物・財福を司るとなった室町時代以降は「大国主命おおくにぬしのみこと)」の民族的信仰と習合されて、微笑の相が加えられ、さらに江戸時代になると米俵乗るといった現在よく知られる像容となった。現在においては一般に米俵乗り福袋打出の小槌持った微笑長者形で表される。 袋を背負っているのは、大国主日本神話最初に登場する因幡の白兎説話において、八十神たちの荷物入れた袋を持っていたためである。また、大国主スサノオ計略によって焼き殺されそうになった時に鼠が助けたという説話大国主の神話#根の国訪問参照)から、鼠が大黒天使いであるとされる春日大社には平安時代出雲大社から勧請した、夫が大国主大神で妻が須勢理毘売命(すせりひめのみこと)である夫婦大黒天像祀った日本唯一の夫婦大國社あり、かつて伊豆山神社伊豆山権現)の神宮寺であった走湯山般若院にも、像容異な鎌倉期制作され夫婦大黒天像祀られていた(現在では熱海古屋旅館存在する)。

※この「神仏習合・神道」の解説は、「大黒天」の解説の一部です。
「神仏習合・神道」を含む「大黒天」の記事については、「大黒天」の概要を参照ください。

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