硬 膜外麻酔とは? わかりやすく解説

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こうまくがい‐ますい〔カウマクグワイ‐〕【硬膜外麻酔】


硬膜外麻酔

脊髄外側にある硬膜外に、腰から針を刺して麻酔薬注入し神経一時的に麻痺させる方法全身麻酔のように意識がなくなることはない。脂肪吸引豊胸術使用されることが多い。手術中血圧が下がるなどの危険性もあるとされる

硬膜外麻酔(こうまくがいますい)

局所麻酔のひとつです。脊髄守り覆っているのが硬膜で、脊髄必要以上に動いてしまわないようにするクッション役割をするのが、硬膜外腔です。この2~5mm空間局所麻酔薬等を注入して脊髄神経一時的に遮断するのが、硬膜外麻酔です。硬膜外腔には、脂肪つまっているので、スポンジをすい込ませるように使用し狙った部分にだけ麻酔をかけることができます手術の際には全身麻酔併用することが多いです極細い管を硬膜外腔留置鎮痛薬持続的に投与することで、術後の痛み軽減させることができます

部分麻酔


硬膜外麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 06:31 UTC 版)

硬膜外麻酔(こうまくがいますい、: epidural anesthesiaepidural)とは、脊髄硬膜の外側に麻酔薬を投与することによる区域麻酔の一種である。硬膜外ブロック: epidural block)とも表記され、同義語ではあるが、ペインクリニックでは硬膜外ブロックと表記されることが多い[注釈 1]




「硬膜外麻酔」の続きの解説一覧

硬膜外麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 04:40 UTC 版)

無痛分娩」の記事における「硬膜外麻酔」の解説

無痛分娩において最も一般的に用いられる麻酔法。脊髄近く硬膜外腔)に麻酔薬ロピバカインフェンタニル)を注射して鎮痛を行う。麻酔薬胎児にほとんど影響せず、また、母親意識はっきりしたまま分娩行えるといったメリットがある。分娩がすでに進行している場合素早く鎮痛を行うために脊髄くも膜下麻酔併用する場合もある。

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硬膜外麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 23:25 UTC 版)

局所麻酔」の記事における「硬膜外麻酔」の解説

局所麻酔薬硬膜外腔投与する方法で行う麻酔である。エピepi)あるいはエピドラepidural)と略される場合もある。麻酔薬としてはリドカイン、メピバカイン、ブピバカイン、ロピバカインレボブピバカイン用いることが多い。日本においては2010年現在リドカイン、メピバカイン、ロピバカイン使用頻度が高い。近年レボブピバカイン登場し活用されている。 適応基本的に脊椎麻酔同じだが、硬膜外への穿刺部位変えることで目的とする区域のみに限定して除痛を行う事が可能なため、頚部胸部の手術にも用いることができる。さらに注入カテーテル硬膜外腔留置して局所麻酔薬追加することによって、より長時間除痛を行う事ができるなどの利点もある。また注入カテーテル通じて持続的に局所麻酔薬注入する専用ポンプ用いれば持続的に除痛を行う事も可能で、胸部腹部下肢手術頻用されている。 硬膜外麻酔は全身麻酔併用することが多く併用することで全身麻酔必要な鎮痛薬使用量を減ずることも可能である。弱点としては、手技的にやや難しいこと、脊髄くも膜下麻酔比べて多く局所麻酔薬が必要となるので局所麻酔薬中毒がやや起こり易い事が挙げられる

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