県庁・熊本鎮台側
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種田政明邸襲撃 熊本鎮台司令長官・陸軍少将 種田政明(戦死) 種田少将愛妾 小勝(負傷) 種田少将小間使い 布袋屋寿(即死) 種田少将書生 大槻丈夫(戦死) 種田少将女中 神酒浅(即死) 高島茂徳邸襲撃 熊本鎮台参謀長・陸軍中佐 高島茂徳(戦死) 高島中佐愛妾 福田美佐(即死) 高島中佐要 中原加賀(即死) 与倉知実邸襲撃 歩兵第13連隊隊長・陸軍中佐 与倉知実(脱出) 与倉中佐夫人 与倉鶴子(脱出) 与倉中佐下僕 西原鍋蔵(即死) 与倉中佐下僕 諏訪伊八(即死) 大田黒惟信邸襲撃 熊本県民会議長 太田黒惟信(脱出) 大田黒愛妾 澄子(脱出) 大田黒と澄子の子供たち2人 安岡良亮邸襲撃 熊本県令 安岡良亮(対策会議中に襲撃。重傷をうけ、3日後に死亡) 熊本県参事 小関敬直(安岡らと対策会議中に襲撃。重傷をうけて翌年死亡) 熊本県一等警部 仁尾惟茂(安岡らと対策会議中に襲撃。重傷) 熊本県六等警部 村上新九郎(安岡らと対策会議中に襲撃。負傷し、翌日死亡) 七等出仕兼判事 桑原戒平(安岡らの対策会議に遅れ、助かる) 第二屯営・一等巡査 坂口静樹(安岡らと対策会議中に襲撃。戦死) 砲兵第六大隊襲撃 歩兵第十三連隊・陸軍中佐 大島邦秀(南坂で奮戦したのち戦死) 陸軍少尉 坂谷敬一(奮戦したのち戦死) 陸軍大尉 塩屋方圀(坪井川に転落して助かる) 陸軍副軍医 堤千之(軍刀で立ちむかうが戦死) 陸軍少尉 小野藤吉(部下とともに奮戦したのち戦死) 陸軍会計軍吏補 田原貫一(奮戦したのち戦死) 歩兵第13連隊襲撃 陸軍少佐 林隼之助(混乱した隊を統率して一斉銃撃) 陸軍大尉 豊田良作(駆けつけたのち戦死) 陸軍大尉 福原豊功(背中に重傷) 陸軍大尉 小川又次(混乱した隊を統率して反撃) 陸軍中尉 佐武広命(連隊旗を死守) 陸軍少尉補 多羅尾進(ひとり奮戦したのち戦死) 陸軍少尉補 松平正理(駆けつける途中に斬られる) 陸軍軍曹 幡穐守(武器庫奪回のため戦死) 陸軍兵卒 隈部幸作(連隊旗を奪いかえす) 熊本城周辺 七等警部 嶋田弘(自宅から県庁に駆けつける途中に殉職) 第三屯営・三等巡査 津田長鎮(自宅から県庁に駆けつける途中に殉職) 第三屯営・四等巡査 森弥(自宅から県庁に駆けつける途中に殉職) 陸軍側の負傷者については、石黒忠悳が記録した『明治九年神風党刀創図』(陸上自衛隊衛生学校彰古館蔵)に刀創の図が記載されている。
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