盲人の治癒 (エル・グレコ、パルマ)
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『盲人の治癒』(もうじんのちゆ、伊: Guarigione del nato cieco、英: Healing of the Man Born Blind) は、ギリシャ・クレタ島出身であるマニエリスム期のスペインの巨匠エル・グレコがキャンバス上に油彩で制作した『新約聖書』主題の作品である。画家は1576年の後半、スペインに渡ったが、本作は画家がローマに滞在していた1571-1572年頃に描かれたと思われる[1][2]。同主題の作品は3点あるが、様式的にドレスデンのアルテ・マイスター絵画館にある『盲人の治癒』がもっとも初期のもので、続いてメトロポリタン美術館所蔵の『盲人の治癒』、最後に本作が描かれたと思われる[1]。本作はイタリアのパルマ国立美術館に所蔵されている[3]。
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