ラオコーン (エル・グレコ)
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『ラオコーン』(西: Laocoonte、英: Laocoön) は、ギリシャ・クレタ島出身であるマニエリスム期のスペインの巨匠エル・グレコが1610-1614年頃、キャンバス上に油彩で制作した唯一のギリシア神話主題の作品である[1][2]。1614年の画家の財産目録には同主題の作品が3点記録されているが、現存するのは本作1点のみである[2][3]。主題の解釈をめぐって様々な解釈がなされてきた作品で、謎に満ちている[1][2][3]。1946年にサミュエル・ヘンリー・クレスのコレクションからワシントン・ナショナル・ギャラリーに寄贈された[4]。
- ^ a b c d e f g 『カンヴァス世界の大画家 12 エル・グレコ』、1982年刊行、93頁 ISBN 4-12-401902-5
- ^ a b c d e f g h i 『もっと知りたいエル・グレコ 生涯と作品』大高保二郎、松原典子著、2012年刊行、62-63頁 ISBN 978-4-8087-0956-3
- ^ a b c d e f g h National Gallery of Art Washington, John Walker, 1995, p.241 ISBN 0-8109-8148-3
- ^ ワシントン・ナショナル・ギャラリーの本作のサイト [1] 2022年12月27日閲覧
- 1 ラオコーン (エル・グレコ)とは
- 2 ラオコーン (エル・グレコ)の概要
- 3 外部リンク
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