盗作の告発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/24 06:18 UTC 版)
2005年、コメディアンのジョー・ローガンは、メンシアが盗作者であると告発、メンシアが多くのコメディアンからジョークを盗用したとの主張を自身のウェブサイトに投稿した。2007年2月10日、ローガンは コメディ・ストアの舞台上でメンシアと対決し、彼の盗作行為を非難した。 ローガンは、ジョージ・ロペス、ボブ・レヴィ、ボビー・リー、アリ・シャファーといった他のコメディアンからの音声やビデオクリップと共に、口論のビデオを投稿した 。ローガンはまた、メンシアのインタビューやメンシアの定番ジョークと他の芸人のそれを比較する音声&ビデオクリップを自身のブログに投稿している。 コメディアンのジョージ・ロペスもまた、自分のネタを盗作しているとしてメンシアを告発した。『ハワード・スターン・ショー』のインタビューで、ロペスはメンシアのHBO特番において自分のネタを13分盗作したとしてメンシアを非難した。彼はまた、盗作の疑いでメンシアと殴り合いになったと主張した。盗用されて使われたとロペスが公に指摘した唯一のジョークは、メンシアのHBO特番におけるタコベルのジョークだった。コメディアンのTed Sarnowskiはこの主張に反論し、1988年に自分がラジオで披露したジョークがラジオ局の面白住人ロペスによって無断で取られて後年に使われたものだと語った。Sarnowskiはこのジョークをメンシアに使用する許可を与えたと主張している。 メンシアはまた、ビル・コスビーからも定番ジョークを盗んだとして告発されている。 彼の特番『No Strings Attached』で、メンシアはテレビでの勝利の瞬間に息子が「愛してるよ、母さん!(I love you, Mom!)」と言うのを見たいがために、我が息子をフットボールのプロ選手に育成することに何年も費やす父親を少しばかり演じている。コスビーは自分のコンサート映画『Bill Cosby:Himself』で同様の演技をしており、自著『Fatherhood』にもその主題を簡単に書いていた。 メンシアはロサンゼルス・タイムズ紙に、自分はその映画を全く見たことないが自分とコスビーのジョークに複数の類似点があるのは残念だ、と語った。 盗用の申し立ては2009年4月8日にアニメ番組『サウスパーク』の「Fishsticks」という話で言及され、そこでは小学生のジミー・ヴァルマーが書いたジョークをメンシアが横取りしてしまう。暴行を受けそうな事態に直面して、彼は「それを横取りしたのは、実際のところ私には面白くないからだ!(中略)私はそのジョークを奪って、それをメキシコのアクセントで再度発表するだけだ!」と認めてしまう。 2010年5月、ポッドキャストにて行われた芸人マーク・マロンとの2時間インタビューで、メンシアは盗作問題について言及した。 2011年にメンシアは、盗作の告発が原因で治療を受けていたことをインタビューで語った。
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