百万石行列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 09:59 UTC 版)
祭りのメインイベント。1999年までは「百万石パレード」という総称だった。かつては史実にしたがって第1回と2回は4月に、3回〜6回までは5月に、7回からは6月14日に行われ、これに合わせて、金沢市立の学校など市立の施設は休日扱いとなっていた。2000年から県外からの観光客を招くために、6月14日に近い6月の第2土曜日に固定して開催するようになった。しかし雨天の年が多かったため、2007年から梅雨の影響を避けるためとして、6月の第1土曜日に早めて行われている。 1980年から2005年までは金沢市役所前を出発し市内メインストリートを一周、長町研修館で終了していたが、2006年からは金沢駅東広場に新設された「鼓門」を出発し、石川門から金沢城に入城するようになった。 祭りの横断幕を先頭に、市内の小中学生や警察、自衛隊などによる音楽パレード、ミス百万石、加賀鳶行列、獅子舞(加賀獅子)行列、尾山神社の御輿、奴行列、珠姫の輿入れ行列(市内で公募された児童が珠姫と利常に扮する)、お松の方行列、加賀八家家老行列、前田利家公入城行列、赤母衣衆行列と続く(行列の内容・構成は年によって多少変わる)。 利家公役は、従来市役所や商工会議所の職員から選ばれていたが、1984年に地元出身の俳優・鹿賀丈史を起用したところ観客が急増、1986年以降は毎年男優を起用しており、普段見られない馬上の武者姿が人気を集めている。 お松の方役は、金沢市内にある百貨店・大和と名鉄丸越(現在金沢エムザ)の女性店員が交代で務めていた(2001年のみ、第50回記念として斉藤慶子を起用)が、2008年以降は毎年女優を起用している。
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