白山神社能舞台
名称: | 白山神社能舞台 |
ふりがな: | はくさんじんじゃのうぶたい |
名称(棟): | |
名称(ふりがな): | |
番号: | 2424 |
種別1: | 近世以前/その他 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 2003.05.30(平成15.05.30) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 岩手県 |
都道府県: | 岩手県西磐井郡平泉町平泉 |
所有者名: | 白山神社 |
指定基準: | (三)歴史的価値の高いもの (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの |
管理団体名: | |
管理団体住所: | |
管理団体指定年月日: | |
構造形式: | 舞台及び楽屋、橋掛、鏡の間よりなる 舞台及び楽屋 桁行14.9m、梁間5.9m、一重、入母屋造、妻入、茅葺、 南面、東面及び北面下屋附属、板葺 橋掛 桁行9.8m、梁間5.0m、一重、両下造、鉄板葺 鏡の間 桁行8.9m、梁間3.9m、一重、西面入母屋造、東面寄棟造、茅葺 |
時代区分: | 江戸末期 |
年代: | 嘉永6(1853) |
解説文: | 白山神社は中尊寺鎮守のひとつで,境内の北方にある。白山神社の神事能は,中尊寺一山の僧侶が伝習して行われた。現存する白山神社能舞台は,嘉永2年(1849)の焼失後,同6年(1853)に竣工したものである。 舞台及び楽屋は東西に長い入母屋造,茅葺で,西半を舞台,東半を楽屋とする。この北面につく橋掛は両下造,鉄板葺の建物で,北東に延び,社殿側にある鏡の間に接続する。鏡の間は,西面は入母屋造,東面は寄棟造の茅葺である。 白山神社能舞台は,正統的かつ本格的な規模と形式の舞台をはじめ,橋掛,鏡の間,楽屋からなり,完備した構成の近世能舞台遺構としては東日本で唯一といえ,高い価値がある。 また,古刹中尊寺において連綿と続く芸能の場としても,貴重な遺構である。 |
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