白山神社舞楽とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 国指定文化財等データベース > 白山神社舞楽の意味・解説 

白山神社舞楽

名称: 白山神社舞楽
ふりがな はくさんじんじゃぶがく
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 能生白山神社舞楽保存会
選択年月日 1973.11.05(昭和48.11.05)
都道府県(列記): 新潟県
市区町村(列記): 西頚城郡能生町大字能生
代表都道府県 新潟県
備考 糸魚川・能生の舞楽 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  この芸能新潟県西頸城郡能生町大字能生能生白山神社祭礼の祭(四月二十四日)に奉納される舞楽で、別名を「稚児舞」ともいい、能生氏子によって演じられる舞台四角の池の中央作り楽屋とは十七メートル橋がかりで結び、これに合う特殊な演出法を生み出している。
 伝承曲目次の十一曲である。「振鉾」(稚児二人)、「候礼」(稚児四人)、「童羅利」(稚児一人)、「地久」(稚児四人)、「能抜頭」(大人一人)、「泰平楽」(稚児四人)、 「納蘇利」(大人二人)、「弓法楽」(稚児四人)、「児抜頭」(稚児一人)、「輪歌」(稚児四人)、「陵王」(大人一人)。以上は四天王寺舞楽流れをくむと伝えている。
 北陸から東北へかけて、中世中央から伝播した舞楽地方化を深めて伝承されたものの一つである。

白山神社舞楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/05/25 10:16 UTC 版)

白山神社舞楽(はくさんじんじゃぶがく)は、新潟県糸魚川市大字能生の能生白山神社に伝わる民俗芸能の舞楽。能生白山神社の4月24日祭礼に奉納される舞楽で、稚児舞とも呼ばれ能生の氏子によって演じられる。

伝承曲目は「振鉾」「候礼」「童羅利」「地久」「能抜頭」「泰平楽」「納蘇利」「弓法楽」「児抜頭」「輪歌」「陵王」の11曲で四天王寺舞楽の流れを汲むとも伝えられている。中世に中央から伝わった舞楽が地方化を深めて伝承されたものの一つである。

1973年昭和48年)11月5日記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択され、1980年(昭和55年)1月28日には、天津神社舞楽とともに糸魚川・能生の舞楽として、重要無形民俗文化財に指定された。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「白山神社舞楽」の関連用語

白山神社舞楽のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



白山神社舞楽のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2025 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの白山神社舞楽 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS