天津神社舞楽とは? わかりやすく解説

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天津神社舞楽

名称: 天津神社舞楽
ふりがな あまつじんじゃぶがく
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 天津神社舞楽会
選択年月日 1975.12.08(昭和50.12.08)
都道府県(列記): 新潟県
市区町村(列記): 糸魚川市大字一の宮
代表都道府県 新潟県
備考 糸魚川・能生の舞楽 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  新潟県糸魚川いといがわ】市一の宮天津神社・奴奈川【ぬながわ】神社の祭礼である四月十日十一日に演じられる舞楽である。この祭礼には二つ神輿競り合いがあるが、この行事済んだあと、境内の石舞台でこの舞楽がある。 「振鉾【えんぶ】」「安摩【あま】」「鶏冠けいかん】」「抜頭【ばとう】」「破魔弓はまゆみ】」「児納曽利【ちごなそり】」「能抜頭【のうばとう】」「華籠【けこ】」「大納曽利【おおなそり】」「太平楽たいへいらく】」「久宝楽【きゅうほうらく】」「陵王りょうおう】」の十二番曲目があるが、「能抜頭」のように珍しい曲を伝えているのをはじめ、稚児舞として多くの曲が舞われているなど独特の伝承有している。
 平安期日本的完成をみた雅楽は、その後地方社寺通じて各地伝えられたが、北陸地方には稚児舞楽として伝承されてきているものが多く、この舞楽もその系列属するものである演技演奏法中央の神楽とは違ったものがみられ。芸能史的に貴重である。

天津神社舞楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/12/28 13:57 UTC 版)

天津神社舞楽(あまつじんじゃぶがく)は、新潟県糸魚川市大字一の宮に伝わる民俗芸能の舞楽

天津神社4月10日、11日の例祭で2つの神輿の競り合いが済んだ後、境内の石舞台で奉納され俗に「稚児」と呼ばれる。「振鉾」「安摩」「鶏冠」「抜頭」「破魔弓」「児納曽利」「能抜頭」「華籠」「大納曽利」「太平楽」「久宝楽」「陵王」の12番の曲目があるが、「能抜頭」のように珍しい曲を伝えているのをはじめ、稚児舞として多くの曲が舞われているなど独特の伝承を有している。

平安時代に完成をみた雅楽は、その後地方の寺社を通じて各地に伝えられたが、北陸地方には稚児舞楽として伝承されてきているものが多い。演技、演奏法に中央の神楽とは違ったものもみられるなど、芸能史的に貴重なものとされている。

1975年昭和50年)12月8日記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択され、1980年(昭和55年)1月28日には、能生白山神社舞楽とともに糸魚川・能生の舞楽として、重要無形民俗文化財に指定された。

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