発表経過・復刻とは? わかりやすく解説

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発表経過・復刻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 01:45 UTC 版)

薔薇刑」の記事における「発表経過・復刻」の解説

1962年昭和37年1月5日銀座松屋開催された若い写真家グループ展「NON」展に、「薔薇刑」というタイトル写真20点出品された。この「薔薇刑」という名は、三島複数挙げた候補名(「受苦エスキース」「男と薔薇」「悪夢遁走曲」「受難変奏曲」「死と饒舌」「薔薇刑」)の中から細江選んだもので、出版本タイトル三島により、この命名にした。そして翌年1963年昭和38年3月25日集英社より杉浦康平装幀写真集薔薇刑』が刊行された。当時定価は3,500円だったが、その後稀覯書として国際的に評価上がり2003年平成15年)の段階古書値は数十万円高値となった海外からの強い再版要望により、三島新たな付記加え1971年昭和46年)に横尾忠則装幀による『薔薇刑 新輯版』が集英社より刊行された。この本は三島事件翌年刊行となり(打ち合わせ三島生前にされたもの)、これも古書で約十数万円台する。写真集入れる函を開くと、横尾デザイン三島涅槃像インド的な絵が現れる1984年昭和59年)にも集英社より粟津潔装幀による『薔薇刑新版』(ISBN 408532019X)が刊行されたが、これは古書で約2 - 3万円台である。21世紀初頭出された、同じ装幀の『英語版 薔薇刑』の方が、ネットなどでは購入しやすい。 完全復刻版は、2008年平成20年11月細江署名入り日本版海外版で各500出されたが、日本では定価52,500円(税込特別価格にも関わらず、約1日半で完売した三島没後45年2015年には、パリギャラリーSAGE Paris1月22日-3月28日)と東京築地のふげん社(3月5日-3月31日)で「薔薇刑」展が開かれた

※この「発表経過・復刻」の解説は、「薔薇刑」の解説の一部です。
「発表経過・復刻」を含む「薔薇刑」の記事については、「薔薇刑」の概要を参照ください。

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