発表基準
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「記録的短時間大雨情報」の記事における「発表基準」の解説
予め定められた1時間雨量の基準を上回り、かつ土砂災害、洪水害、浸水害の危険度分布で「非常に危険」(警戒レベル4相当)が出現した地域に発表される。1時間雨量の基準値の低いところでは北海道宗谷支庁などの80mm、高いところでは静岡県、三重県、徳島県南部、高知県、沖縄県石垣島地方と宮古島地方が120mmとなっている。各地の発表基準については気象庁ホームページの警報・注意報発表基準一覧表に併記されている。
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発表基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 16:02 UTC 版)
基準は、各火山での火山活動の想定に基づいて設定されている。なお基準は不変のものではなく、火山活動の状況が変わったり、研究により新たな知見を得たりした場合などに見直される。また、2015年3月の火山噴火予知連絡会の提言に基づき、2016年3月から、準備の整った火山より噴火警戒レベルの判定基準を順次公表している(2019年9月時点で、34火山)。 具体的なレベルの引き上げ・引き下げの基準は火山によりさまざまである。一例を示すと、火山性微動の振幅増大や一定時間以上の継続、火山性地震、火口底の赤熱現象、土砂噴出の活発化、火山ガス放出量の増加、湯だまりの量の減少、GNSS等による山体膨張を示す地殻変動、傾斜計等による火口直下の増圧を示す急速な地殻変動、熱異常の発現、噴火活動中の火孔閉塞によるとみられる火山性微動の長時間停止などの前兆現象、また噴石の遠方への飛散や大きな空振などの噴火活動が挙げられる。 こうした基準設定は、あくまで過去の噴火活動の文献や近代以降の観測記録、その時点での科学的知見をベースとする噴火シナリオに基づいて作られている。そのため、異常が観測されずに噴火したり、典型的でない・経験していないシナリオで噴火が推移する可能性もある。また、警戒レベルに応じた立ち入り規制や避難計画のゾーニングはあくまで想定される火口の噴火シナリオのものであり、直近は活動していないことなどからゾーニングの対象となっていない火口もある。一例として阿蘇山では、中岳火口からの噴火を想定したゾーニングとなっていて、長期的に火山活動の兆候のない杵島岳、往生岳、米塚を中心としたゾーニングは現段階で行われていない。
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