異星知性体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:02 UTC 版)
タリア6 HE2が「SS」で最初に遭遇した異星知性。タル系異星文明が送り出した6番目の宇宙探査用人工知性体。地球より進んだ科学技術で製作されているため、システムの耐久性などの機体性能ではHE2を凌駕しているが、頭脳部分は基本的にAIであるため目的を主体的に決定するような自由意思はない。このため、主人であるタル系異星文明が恒星の超新星化により絶滅したことを知っても探査ミッションの変更を行うことができなかったが、HE2との出会いにより自ら希望してHE2の指揮下に入る。 「老人」 地球人の老人を思わせる風貌の異星人。一億年という生涯に裏付けられた深遠な知識と精神の持ち主で、HE2の「SS」探索の導師となる。 クワル 「老人」の同族の友人で宇宙生物学者。 ヴィン 「SS」制圧を目的に戦闘を繰り返している異星生命体。 ガハ ヴィンの対抗勢力。 「都市」(ラ・ファ17) ラ・ファ族の宇宙都市。自身の知性と変形・移動能力を持つ。 モー ラ・ファ族の知的僕。モーというのは種族名であり、固有名詞ではない。蛇のような形態をした生物で、体の一部をサイボーグ化している。「都市」内の聖域で「星の卵」のメッセージ解読に従事していたが、修辞技法(言わば、純粋な情報伝達のためには無駄、無意味な言い回しや繰り返し)についての理解に乏しく、解読は困難を極めていた。アスカの解読能力に感服する。 ベルム 「都市」の主人であるラ・ファ族の首長。「SS」との通信の解読でアスカに助けを求める。 「森」 「SS」内で数万年前から自己増殖を行っている知性体。複数の動物、植物による複合共生体が知性体を構成しており、その面積は約40万平方km。広大な情報ネットワークを持ち、「SS」探査の相互協力を目的とした異星知性体同士の会議を主催する。 ドルードル SSへの到着は約7,200年前。「森」が主催した会議において、SSの内部探査結果を発表する。 ン・マ 「森」が主催した会議において、SSの構造、発生について独自の研究結果を発表した種族。約4,000年前から母恒星系の宇宙開発を始めており、SSに到達したのは約1,000年前。
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