番組の源流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 06:09 UTC 版)
この番組の源流は、1968年4月3日から1974年3月31日に同局の前身・東京12チャンネルでコロムビア・トップ・ライトの司会で放送された『なつかしの歌声』、さらに東京12チャンネル開局翌年1965年9月17日から1966年1月7日に放送された芥川隆行司会の『歌謡百年』まで遡ることができる。 この年末特集番組が放送されるようになった時期は1966年12月31日の『歌こそわがふるさと』が最初である。2年後の1968年12月31日に『なつかしの歌声大会』という番組が放送され、この番組が現在まで続く『年忘れにっぽんの歌』の第1回として起算されている。1969年に『なつかしの歌声・年忘れ大行進』というタイトルになりカラー放送へ移行(1969年から映像が残されている)。その後、『輝く日本の歌声・年忘れ大行進』(1975年)、『きらめく日本の歌声・年忘れ大行進』(1976~1979年)と改題。そして1980年より現在の『年忘れにっぽんの歌』というタイトルで放送されている。2000年の『年忘れ-』からハイビジョンで制作されている。 最近ではJ-POPアーティストの出演が多い『NHK紅白歌合戦』に代わって『年忘れ-』を大晦日の音楽祭の出演目標とする演歌歌手が増えている。ただ、常連だった歌手が故人になったり、また高齢化による出演辞退が増えてきたことにより、近年の当番組においてもテツandトモやはなわ、笑福亭鶴光、左とん平(2008年『夏祭り-』)、小松政夫(同)といったコミックソングのヒット曲を持つお笑い芸人や田中健や村上弘明(共に2008年『夏祭り-』)といった俳優が出演したり、松平健による「マツケンサンバ」全曲メドレーが行われるなど、これまでとは異なるようなキャスティングが行われるようになりつつある。
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