由来と変遷についてとは? わかりやすく解説

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由来と変遷について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 21:45 UTC 版)

アルバム」の記事における「由来と変遷について」の解説

レコードアルバム」という用語は、20世紀前半までの、最大収録時間3分(10インチ盤)~5分(12インチ盤)のSPレコード78回転盤、シェラック盤)が主流だった時代に、何かのレコード写真アルバム似せた収納ケース本の形で発売させたことに由来する最初にアルバム呼ばれたレコード集は、オデオンレコードによって1909年リリースされた、ピョートル・チャイコフスキーくるみ割り人形収録した4枚組である。価格16シリングであった2007年現在通貨価値だと約1万1000円に相当)。 1948年アメリカ合衆国コロムビア・レコードから、ビニライト製の音溝細くした、直径12インチにもかかわらず最大収録時間30程度LPレコード33回転盤、ビニール盤)が生産された。LP長時間再生 (Long Play) のアクロニム(頭字語)であり、その「長い収録時間は、それまでアルバムのうちかなりのものを丸ごと入れることができた。従来レコードアルバム1枚LPしたものや、新しく発売され複数収録LPも、アルバム呼ばれた2016年11月現在、ビニールでできたレコード主要な形式としては使用されないが、「アルバム」という用語はコンパクトディスク(CD)、コンパクトカセット、あるいはデジタルダウンロード録音集合対し使われている。 CD主流になる前にもLP2組などで1時間前後アルバムがあったが、CD主流になった1990年代にはCD容量をほとんど使い切った70分以上を収録するアルバム盛んに制作された。2000年代になると欧米ではCD単価下落による収益悪化デジタルダウンロード普及一般的にCDよりもアルバム単価が低い)などが要因となり、30程度の非常に短いアルバム一般的となった日本では再販売価格維持制度によりCDなど価格下落防がれているが、様々な要因により売上低下しており(CD不況参照)、そのため、アルバム付加価値をつける試み多く行われる一例としてミュージック・ビデオ収録したDVD付属して発売する場合がある。このような付加価値化は海外でも行われている。 2015年7月10日から、各国でばらばらだったアルバムシングル発売日金曜日世界統一されたが、日本国内では2021年3月現在もアルバムシングル共に水曜日発売している歌手が多い。

※この「由来と変遷について」の解説は、「アルバム」の解説の一部です。
「由来と変遷について」を含む「アルバム」の記事については、「アルバム」の概要を参照ください。

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