由来と普及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 05:44 UTC 版)
鍔や縁のない被り物は、青銅器時代には使用されていたとされる。今日でも用いられる正統的なベレー(バスク・ベレー)の原型は、中世以前、古代ローマ時代からフランスのベアルン地方で、日よけ・風よけなどの実用品として被られていたものが、同じピレネー山脈のスペイン・フランス国境のバスク地方でも広く使われるようになり、さらに貴族や都市住民、農民やランツクネヒトによっても用いられるようになったものとされる。のちにバスク地方を訪れたナポレオン3世が「ベレー・バスク」と呼んだことから、同地方の帽子として、フランス、スペイン、イタリアをはじめ世界中に広まった。
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