現存世界の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 22:48 UTC 版)
七瀬 陽子(ななせ ようこ) 声 - 七瀬亜深 七瀬兄弟の母親。元々武よりも才能のある月光の方に愛情を注いでいた節があり、月光の事故以来、武に関して無関心となる。一応会話だけはしていたが、それも事務的なものでしかない。 実は元・魔法使いであり、旧姓は千木 陽子(ちぎ ようこ)。それも「十五人の偉大なる魔法使い」の一人であったが、現在は魔法使いの力を失っている。和馬や吉平、月臣の魔法の師でもあった。月光を含むトレイラーによる魔法学院への襲撃後、武の回避魔法の訓練役を任されることになり、最初は拒絶していたが、旧知の仲であるビショップからの伝聞を読んだ結果、渋々と引き受けることになる。 過去に武に関するナイトメアを見ており、その後事故によって月光が剣道の出来ない身体になってからは、武に対して辛辣な態度を取り続ける。しかし、実はその事故は陽子とビショップが、災いとなりうる二人を抹殺するために仕組んだものであった。月光にぶつかった車の人間は、ビショップによって魔法で操られ、月光を突き飛ばしたと思われていた武は、(武が魔法使いに覚醒するのを防ぐため)陽子によって魔法とは異なる手段で洗脳されていた。結果的に目論みは失敗し、月光が二度と剣道の出来ない身体になってしまった結果、陽子はそれ以上彼を傷つけることは出来なくなる(アニメ版の方では、訓練は厳しく接しているが、原作版のように辛辣な態度は取っていない様子。武が魔法学院に転校する時も荷造りを手伝ったり、現存世界に魔法使いが現れた時に武を心配したりしていた)。 後にビショップから、崩壊世界に訪れた月光の暴走等に関して教えられたことで、武の未来だと思っていたナイトメアが本当は月光のものであることに気付き、今更ながらも武に対ししてきた仕打ちを後悔。ビショップに渡された生命力を対価とする指輪を使うのを覚悟で、武への訓練を引き受けている。その後、泣きながら武に謝罪し、和解することになる。 武の修行を終えてからの帰還後、自宅に戻ってきた月光に、彼と武が巻き込まれた事故の真実を語り、何とか月光を止めようとしたが、自暴自棄になった彼によって瀕死の重傷を負わされる。しかし、和馬の治癒魔法によって、一命は取り留めている。 系統魔法回避魔法・支配回避。ギアスなどで相手を支配できる。 魔法粒子色素は武のそれより薄い紫。 武の父親 七瀬兄弟の父親。仕事で遅くになるまで帰ってこない。月光の事故以来、武に関して無関心となる。
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