現在と過去とは? わかりやすく解説

現在と過去

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 00:57 UTC 版)

中部短歌会」の記事における「現在と過去」の解説

現在の編集発行人は大塚寅彦であり、事実上主幹である。大塚体制発足後現在の選者編集委員決定された。別に会務編集補助などを数名同人・会員務めている。 中部短歌会会員は、「同人」・「準同人」・「会員」の三つ区分分かれる顕彰制度として、同人対象にした短歌賞、準同人・会員対象にした新人賞がある。その他、千号記念などの特別時は、結社同人・会員対象とした特別作コンクール開かれる。 『現代短歌鑑賞101』(小高賢編著)では「東声」系の結社として紹介されているが、事実誤認である。中部短歌会は、1923年に超結社同人誌発行する団体として発足しており、「心の花」・「潮音」・「覇王樹」・「アララギ」等、多数結社所属歌人在籍投稿していたため、当初特定の系列でなかった。そして、厳密に言えば三田澪人と浅野保失って、「潮音出身春日井瀇が主宰になった時点1955年結社化したわけであるから結社としては「潮音」系というべきである。ただし、歴史的経緯から、会としては特定の主義主張持たない自由な気風がある。 歌誌の名称は『短歌』であるが、角川書店総合誌同名の『短歌』があるため、所属誌名を『中部短歌と書所属歌人が多い。なお、『短歌』の名称は、中部短歌会の方が古くより使用しており、角川書店は同会の了承得たうえで同名総合誌創刊したという経緯がある。 かつて所属していた歌人にリカキヨシ、水原紫苑喜多昭夫黒瀬珂瀾都築直子らがいる。古くは、出口王仁三郎宗教家)が投稿していたこともある。また、黎明時には若山牧水太田水穂佐佐木信綱川田順等も歌会等に出席ないし参加したり、助言したりし、会の発展深く関わっていた。

※この「現在と過去」の解説は、「中部短歌会」の解説の一部です。
「現在と過去」を含む「中部短歌会」の記事については、「中部短歌会」の概要を参照ください。

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