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喜多昭夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/24 07:51 UTC 版)

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喜多 昭夫(きた あきお、1963年1月10日 - )は歌人俳人文芸評論家。石川県文芸協会事務局長、石川県歌人協会幹事、つばさ短歌会主宰。

経歴

石川県金沢市生まれ。石川県立金沢泉丘高等学校金沢大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程修了。1989年より石川県立高等学校教員(国語科)。この間、2003年より4年間、石川県立図書館に勤務。

20代より、短歌俳句創作評論を始める。短歌を春日井建に師事、俳句を小澤實に師事。

1986年、「母性のありか-女流歌人の現在」で第4回現代短歌評論賞受賞。2000年、『銀桃』で第28回泉鏡花記念金沢市民文学賞受賞。2006年、金沢市文化活動賞受賞。歌誌「井泉」および俳誌「澤」に所属。

1989年に刊行された青春歌集の傑作ともいえる第一歌集『青夕焼』では、傷つきやすい青年の苦悩を詠むとともに、本歌取りの手法を取り入れながら、時代の空気を巧みに詠み込んでいった[1]

金沢学院大学学生歌の作詞も手がけている。

著書

  • 歌集『青夕焼』 砂子屋書房、1989年
  • 歌集『銀桃』 雁書館、2000年
  • 歌集『夜店』 雁書館、2003年
  • 『逢いにゆく旅 - 建と修司』 ながらみ書房、2005年 ISBN 9784860233426
  • 歌集『青霊』 ながらみ書房、2008年 ISBN 9784860235680
  • 『うたの源泉 - 詩歌論集』 沖積舎、2010年 ISBN 9784806047469
  • 『うたの深淵 - 詩歌論集』 沖積舎、2010年 ISBN 9784806047490
  • 歌集『早熟(わせ)みかん』 私家版、2011年
  • 句集『花谺』 私家版、2012年
  • 詩集『デュナンの休日』 私家版、2013年
  • 歌集『君に聞こえないラブソングを僕はいつまでも歌っている』 私家版、2014年
  • 歌集『悲しみの捨て方を教える』 私家版、2015年
  • 歌集『いとしい一日』 私家版、2017年

脚注

  1. ^ 山田航現代歌人ファイルその37・喜多昭夫」『トナカイ語研究日誌』。

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