珍敷塚古墳とは? わかりやすく解説

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屋形古墳群
珍敷塚古墳
鳥船塚古墳
古畑古墳
原古墳

名称: 屋形古墳群
 珍敷塚古墳
 鳥船塚古墳
 古畑古墳
 原古墳
ふりがな やかたこふんぐん めずらしづかこふん とりふねづかこふん ふるはたこふん はるこふん
種別 史跡
種別2:
都道府県 福岡県
市区町村 うきは市
管理団体
指定年月日 1953.03.31(昭和28.03.31)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日 平成15.08.27
解説文: 水縄山麓台地端に存する古墳で、墳丘は殆ど失われ横穴式石室玄室奥壁及び向って右側壁の最下部部分のみ遺存しているに過ぎないが、壁面壮麗な絵馬施されている。奥壁は幅約二・五〇米高さ約一米の花崗岩よりなり、表面朱色及び藍青色を以て同心円蕨手文、靱、舟、人物等画かれ殊に舳に静止する図や蟾蜍文等に見るべきものがある。これ等の画は黄褐色の石肌を巧みに生かして描線朱色地塗藍青色を以て配され、その画題に■事詩的な風格具えわが国古代芸術生活を知る上に貴重な資料である。
鳥船塚古墳は珍敷塚の南々西240米の位置にあるものであり、奥壁のみを存するが、を以て舳と艫として各々一羽の静止し舟中人物の立つ図様画かれ、他に同心円文、盾、靱の図も存する古畑古墳鳥船塚古墳南方170米の地にある円墳で、周裾に列石が積築され、埴輪円筒列も存する内部南面する横穴式石室があり、玄室奥壁にはを以て同心同文三角文等が画かれている。
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屋形古墳群

(珍敷塚古墳 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 17:41 UTC 版)

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屋形古墳群(やかたこふんぐん)は、福岡県うきは市にある古墳群。国の史跡

概要

珍敷塚古墳、原古墳、鳥船塚古墳、古畑古墳の4基の円墳で構成される。現在、墳丘が残っているのは、古畑古墳と原古墳のみである。昭和61年(1986年2月25日に国の史跡となった。

珍敷塚古墳(めずらしづかこふん)
奥壁と壁の腰石のみが残り、墳丘は古い時代に破壊されたと考えられる。壁画には点と線を多様に使った絵が書かれている。
原古墳(はるこふん)
直径約12.4メートル、高さ約3.5メートルの円墳で、石室は全長約8.9メートルの横穴式石室である。奥壁には赤色で大型の船が描かれており、船の上には櫂を漕ぐ人と、弓を持つ人が描かれている。
鳥船塚古墳(とりふねづかこふん)
石室は破壊されており、奥壁の腰石2段を残すのみである。奥壁の1段目には2個の靫と船、同心円文が描かれている。船は大きな櫂のある大型の船で、人物が乗っており帆を張る柱が2ヶ所ある。2段目には、鳥が船の艫と舳先に各1羽つづ止まっている絵が描かれている。
古畑古墳(ふるはたこふん)
直径約20メートル、高さ約3メートルの横穴式石室を持つ円墳で、墳丘は2段築成である。段築面には円筒埴輪が並んでおり、奥壁には三角文、人物、同心円文が赤色で描かれている。

所在地

〒839-1333
福岡県うきは市吉井町富永653-2他

アクセス・交通

JR久大本線筑後吉井駅からタクシーで15分。

関連項目

出典・参考文献

外部リンク


珍敷塚古墳(めずらしづかこふん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 17:41 UTC 版)

屋形古墳群」の記事における「珍敷塚古墳(めずらしづかこふん)」の解説

奥壁と壁の腰石のみが残り墳丘は古い時代破壊されたと考えられる壁画には点と線多様に使った絵が書かれている

※この「珍敷塚古墳(めずらしづかこふん)」の解説は、「屋形古墳群」の解説の一部です。
「珍敷塚古墳(めずらしづかこふん)」を含む「屋形古墳群」の記事については、「屋形古墳群」の概要を参照ください。

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