澎湖島要塞
独立混成第75旅団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/22 21:32 UTC 版)
独立混成第75旅団は、1945年1月4日軍令陸甲第3号により臨時動員、1月25日に編成完結した。隷下部隊は独立歩兵第560-564大隊と、澎湖島要塞重砲兵連隊改編の重砲兵第12連隊、旅団工兵隊である。旅団長は田坂八十八少将が着任、1945年4月以降は終戦まで奥信夫少将が務めた。 当初の任務は澎湖島要塞に代わる澎湖諸島の守備とされ、台湾本島で新設の独立歩兵大隊や旅団工兵隊は1月末から2月に澎湖諸島へ進出した。しかし、同年5月に台湾本島の防備強化のため、旅団主力は第一号海上機動演習の秘匿作戦名で本島へ転進した。本島への転進の際、空襲により隷下の独歩563大隊長など若干の戦死者を出した。主力は新竹周辺の防備にあたりつつ終戦を迎えた。
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