特性関数とは? わかりやすく解説

特性関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 00:53 UTC 版)

レヴィ分布」の記事における「特性関数」の解説

レヴィ分布の特性関数は以下の式で与えられる。 φ ( t ; μ , c ) = e i μ t − − 2 i c t . {\displaystyle \varphi (t;\mu ,c)=e^{i\mu t-{\sqrt {-2ict}}}.} この関数安定分布使用される形式用いると以下のように書ける。ただし α = 1/2, β = 1: φ ( t ; μ , c ) = e i μ t − | c t | 1 / 2   ( 1 − i   sign( t ) ) . {\displaystyle \varphi (t;\mu ,c)=e^{i\mu t-|ct|^{1/2}~(1-i~\operatorname {sign} (t))}.}

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特性関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 00:54 UTC 版)

安定分布」の記事における「特性関数」の解説

分布の特性関数 ψ(z) は、4つパラメータ α, β, γ, δ によって以下のように表すことができる。 φ ( z ) = exp ⁡ [ i δ z − γ | z | α { 1 + i β sgn( z ) ω ( z , α ) } ] {\displaystyle \varphi (z)=\exp \left[i\delta z-\gamma |z|^{\alpha }\left\{1+i\beta \operatorname {sgn}(z)\omega (z,\alpha )\right\}\right]} ω ( z , α ) = { tan ⁡ π α 2 ( α ≠ 1 ) 2 π log ⁡ | z | ( α = 1 ) {\displaystyle \omega (z,\alpha )=\left\{{\begin{matrix}\tan {\frac {\pi \alpha }{2}}&(\alpha \neq 1)\\{\frac {2}{\pi }}\log |z|&(\alpha =1)\end{matrix}}\right.} ただし、0 < α ≤ 2, −1 ≤ β ≤ 1, γ > 0、sgn (x) は x の符号関数。α は特性指数呼ばれ、0 < α ≤ 2 の範囲の値をとる安定分布特徴づける最も重要な量である。安定分布指数という場合通常この α のことを指す。α は分布の裾の厚みの尺度であり、小さいほど裾が広い。歪度指数、あるいは非対称パラメータとも呼ばれる β は分布対称性支配し −1 ≤ β ≤ 1 の値をとり、β = 0 のときは左右対称分布となる。位置母数 δ は分布全体平行移動するパラメータである。規模母数 γ は X の縮尺変更するパラメータである。

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特性関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 01:23 UTC 版)

ガンマ分布」の記事における「特性関数」の解説

ガンマ分布確率変数を X とするとき、特性関数 φX(t) は ϕ X ( t ) = E ( e i X t ) = 1 ( 1 − i θ t ) k = ( λ λ − i t ) k {\displaystyle \phi _{X}(t)=E(e^{iXt})={\frac {1}{(1-i\,\theta \,t)^{k}}}=\left({\frac {\lambda }{\lambda -it}}\right)^{k}} で与えられる。 これはパラメータ平均)θ とする指数分布の特性関数を k 乗したもの一致する。このことは、特に k を整数としたときに、パラメータ θ の指数分布に従う k 個の確率変数独立であるとき、その和が形状母数 k、尺度母数 θ のガンマ分布に従うことを表している。

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特性関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/31 14:31 UTC 版)

一般化双曲型分布」の記事における「特性関数」の解説

特性関数は以下の式で与えられる。 φ ( u ) = exp ⁡ ( i u μ ) ( α 2 − β 2 ( α 2 − ( β + i u ) 2 ) ) λ / 2 K λ ( δ α 2 − ( β + i u ) 2 ) K λ ( δ α 2 − β 2 ) {\displaystyle \varphi (u)=\exp(iu\mu )\left({\frac {\alpha ^{2}-\beta ^{2}}{(\alpha ^{2}-(\beta +iu)^{2})}}\right)^{\lambda /2}{\frac {K_{\lambda }(\delta {\sqrt {\alpha ^{2}-(\beta +iu)^{2}}})}{K_{\lambda }(\delta {\sqrt {\alpha ^{2}-\beta ^{2}}})}}}

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特性関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:01 UTC 版)

ゲーム理論」の記事における「特性関数」の解説

プレイヤー集合 N の部分集合集合 2N 上に定義される実数値関数を特性関数(英: characteristic function)と呼ぶ。各提携 S ⊆ N に対して v(S)提携 S のメンバー協力することによって得られる便益総計表している。特性関数について仮定されることの多い性質として、優加法性(英: super-additivity)や凸性などが挙げられる。特性関数はプレイヤー間での効用譲渡可能な提携形協力ゲーム構成するルールである。特性関数の詳細について提携形ゲームおよび協力ゲームの項目を参照

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