特徴と使用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/30 09:19 UTC 版)
透明度板を使用して水の透明度や濁度を調べる際は、ヒトによる目視で行われる。ほとんど特別な機材を必要としないため、透明度板を用いた調査は簡便であり、機材を用意する費用もほとんどかからない。また、水中において水によって光が吸収されて減衰することについては、水面への入射光の強さと、透明度板が沈められた深さにおける透過光(透明度板まで到達した光)の強さと、その時に透明度板がどれだけの深さまで沈められているかが判れば、ランベルト・ベールの法則によって補正することもできる。 しかしながら、ヒトが肉眼で見て判定しているという簡便な方法であるがために、正確な透明度や濁度は調べ切れない。このことは、測定者の視力によって、透明度や濁度の値が変化してしまう可能性が充分にあると考えられることから明らかである。そこで、なるべく測定者の違いによって、結果に差が出ないようにする方策を取るべきである。具体的には、透明度板を使用した透明度や濁度の測定は、その地点の経度における時間で、9時から15時の間に行うようにするといった標準化を行う。なお、透明度板を用いた測定に最良の時間帯は、10時から14時の間であるとされている。さらに、測定者は、毎回同じ手順で測定を行うべきであることも言わずもがなである。参考までに、なるべく正確な測定を行うための方法の1つとしては、次のような方法が知られている。まず一旦、透明度板を沈めていって見えなくなった深さを記録する。それからさらに数十 cmほど透明度板を沈めた後、ゆっくりと透明度板を引き上げて、透明度板が再び見えた深さを記録する。最後に、最初に見えなくなった深さと、再び見えた深さとの平均を取って、その地点の水の透明度とするのである。
※この「特徴と使用法」の解説は、「透明度板」の解説の一部です。
「特徴と使用法」を含む「透明度板」の記事については、「透明度板」の概要を参照ください。
特徴と使用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 07:17 UTC 版)
人の体重をあずけても破損しない強度・弾力を有しており、素材としては塩化ビニル樹脂が使われることが多い。 ボールの不安定感によってバランス感覚を磨き、身体にとって有益な刺激として活用するのがバランスボールエクササイズである。バランス感覚を磨くだけでなく姿勢の矯正、しなやかな身体、筋力向上などの効果もある。スイスでは集中力を高める目的で教室の椅子として使用する学校もある。 45cm、55cm、65cm、75cm、85cm、95cm、120cm、150cm、180cmなどのさまざまな大きさがあり、体の大きさや用途によって使い分ける。ボール内の空気の量を調節することによって硬さを変え、難易度を調節することも出来る。
※この「特徴と使用法」の解説は、「バランスボール」の解説の一部です。
「特徴と使用法」を含む「バランスボール」の記事については、「バランスボール」の概要を参照ください。
- 特徴と使用法のページへのリンク