牛肉以外のステーキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 14:30 UTC 版)
ポークステーキ 豚肉の場合、同様なカットに対しては "cutlet" という表現が用いられるのが一般的で、ポークステーキという用語はあまり用いられない。ただしアメリカ合衆国では、肩肉のカットについて限定的にこの名称が使用されることがある(ポークステーキ(英語版))。豚肉を焼く料理の名称としては、調理法に由来するポークソテーや、肉の切り方に由来するポークチャップという呼称が一般的である。 日本では豚肉のステーキという意味で「トン(豚)テキ」と呼ばれることがある。トンテキとはビフテキの豚肉版という意味の応用的な命名であるが、ビフテキはフランス語で肉の炙り焼きを意味する「bifteck(ビフテック)」に由来する言葉であり、ビーフステーキの略称ではない。「とんテキ」は上野にあった「たいまる」(現在は閉店)の登録商標である。三重県では四日市とんてきがご当地グルメとなっている。 ラムステーキ 子羊肉のステーキ。通常は骨付きに切り分けられるため、ラムチャップと呼ばれることのほうが多い。 ヴィールステーキ 仔牛肉のステーキ。仔牛は未成熟な牛を指す言葉だが、肉質が大きく異なるため別の食材として扱われる。 チキンステーキ 鶏肉は「ステーキ」にカットされることはないが、胸肉を叩き伸ばし下味を付けてグリルしたり、衣を付けて油で揚げたりしたものをこう呼ぶことがある。牛肉に比べて時間が経過しても比較的風味が落ちにくいため、コンビニエンスストアのホットスナックやスーパーマーケットの惣菜としてもポピュラーな部類。 馬肉のステーキ 鯨のステーキ 馬肉や鯨肉を食用とする国は限られており、流通量も少ないため一般的ではない。いずれも日本ではたまに提供する店がある。 ハムステーキ ハムを厚切りにしたもの。
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