無印の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 09:16 UTC 版)
「ゴミ屋敷とトイプードルと私」の記事における「無印の登場人物」の解説
今日子(きょうこ) 明日香の姉。地味な容姿で、子供の頃から妹と両親から不遇な扱いを受けていた。夫と息子がいる。 母とともに明日香が住む離れの掃除に入った際、瀕死状態のソラを発見し救出。その後はソラを引き取って大切に飼っている。金を貪り尽くして自滅した明日香を辛辣な言葉で哀れみ、夫との不倫に対しては激しい怒りを露わにし、離れから明日香を追い出す制裁を下した。しかし父親の介護を約束に明日香が実家に住む事を許しており、自身は息子を母親に預けて仕事に出かけるようになる。 #ラブと癒しとホントの私では、行方をくらまして父親の一回忌にも顔を出さない明日香に電話をかけ、説教していた。 今日子の夫 今日子の夫。眼鏡をかけた地味な男性。明日香に誘われて彼女と不倫しており、「明日香の方が可愛い」とまで発言している。#ラブと癒しとホントの私では再び明日香にそそのかされており、今日子からビンタを食らっている。 今日子の息子 今日子の息子。ソラに懐かれており、よく遊んでいる。 ソラ 明日香がSNS映えのために30万円で購入したトイプードル。ガムテープで縛りつけて撮影される、罵声を浴びせられる、反抗すると蹴り飛ばされるといった虐待を受けており、最終的には放置されて瀕死状態に陥るが、今日子に救われ、今日子の家で飼われる事になり、特に今日子の息子に懐いていた。 #ラブと癒しとホントの私では、明日香の作り話で2歳で亡くなった事にされているが、実際は元気に過ごしている。 明日香と今日子の両親 幼少期から明日香を甘やかし、今日子には厳しく接してきた。 明日香のクレジットカードの支払いの肩代わりをしていたが、父親がクモ膜下出血で倒れて支払いができなくなり、そこから明日香の破滅が始まった。父親はその後、明日香の介護を受ける事になるが、変わり果てた明日香の姿を明日香だと認識できなかった。#ラブと癒しとホントの私では父親は新章開始時点で既に亡くなっている。 徳井康介(とくい こうすけ) サヤの恋人で、明日香の後輩。電報堂のクリエイティブ部のトップアートディレクター。イケメンで女性社員からの人気が高い。 後藤から明日香を助けたり気さくに話しかける等、明日香に気がある素振りを見せていたが、恋人のサヤと一緒になってからかっていただけで、実際に明日香に色目を使われた際には本性を表し、冷たく突き放した。 サヤと別れた後、すぐ中山に好意を寄せるようになり、言い寄る。 #港区会デビューの冒頭でサヤにプロポーズをするが、港区会のパーティーにはまった彼女とすれ違いが生じ始め、結婚の下準備や顔合わせの約束を何度もドタキャンされた事に加えて、SNS映えのためにレトルトのビーフシチューを手作りと偽る彼女に怒りが爆発し、婚約破棄を告げる。その後は中山に好意を抱き、告白する。終盤、自宅に不法侵入して裸エプロンでドロドロの料理を作り復縁を迫るサヤに襲われ、警察に通報する。 後藤(ごとう) 電報堂のクライアントの中年男性。太ってハゲた容姿で、電報堂の社員(特に女子社員)からは「ハゲだぬき」と呼ばれ嫌がられている。明日香を「明日香チャン」と呼んで毎回言い寄っており、明日香からは心底ウザがられている。借金返済に追われる明日香と夜に偶然鉢合わせし、ラブホテルで行為をする。しかし明日香には若くないからとタクシー代しか渡さず、馬鹿にした言葉を吐いて立ち去った。実は手当たり次第女子社員に声をかけていた程の、単なる女好きであった。
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