湯村温泉ヘリポートとは? わかりやすく解説

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湯村温泉ヘリポート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 22:55 UTC 版)

湯村温泉ヘリポート(廃止)
Yumura Onsen Heliport(closed)
湯村温泉ヘリポート跡
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
IATA: なし - ICAO: なし
概要
国・地域 日本
所在地 兵庫県美方郡新温泉町多子字池が谷1225-7
種類 公共用
所有者 兵庫県
運営者 新温泉町
運用時間 9時から17時
(ただし日没後は離着陸不可)
開港 1994年5月12日
閉鎖 2008年9月25日
敷地面積 0.75 ha
標高 316.6 m (1,039 ft)
座標 北緯35度31分46秒 東経134度29分33秒 / 北緯35.52944度 東経134.49250度 / 35.52944; 134.49250座標: 北緯35度31分46秒 東経134度29分33秒 / 北緯35.52944度 東経134.49250度 / 35.52944; 134.49250
地図
湯村温泉ヘリポート
湯村温泉ヘリポート
へリポートの位置
ヘリパッド
番号 長さ×幅 (m) 表面
1パース 35×30 アスファルト
リスト
空港の一覧
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湯村温泉ヘリポート(ゆむらおんせんヘリポート)は、兵庫県美方郡新温泉町の照来(てらぎ)地区にかつて存在した公共用ヘリポート。2008年9月25日に廃止された。

概要

1991年に基本計画を策定[1]1993年6月に着工し、1994年1月末に滑走路やエプロンなどが完成[2]、同年5月14日に開港[3]。総工費約5億4350万円で11m×9mの誘導路、832m2の大型エプロン(駐機場)1バース、104m2の管理庁舎を備えた[1]

利用状況

カワサキヘリコプタシステムにより開港から2002年3月31日までの間、神戸ヘリポート但馬飛行場間の旅客便運行があった。使用機材はカワサキBK-117[1]

現在の位置に開設される以前は、湯村温泉付近の岸田川河川敷に臨時離着陸場が存在した。1990年7月から神戸ヘリポートや日高町との間で兵庫県による試験運行が阪急航空に委託されて行われていたが[4]1991年8月5日に湯村温泉を飛び立った阪急航空アエロスパシアルAS365N型機が兵庫県美方郡村岡町(当時)の大峰山に墜落し8名死亡という事故を起こしたために旅客便運行は中止されていた。

脚注

  1. ^ a b c 弘世正太郎「体験記 但馬の空を飛ぶ」 - 新空港レビューNo.211(関西空港調査会関西空港部会)
  2. ^ 地域航空報道インデックス 湯村温泉ヘリポートの滑走路など完成(日本海新聞94.1.29) - コミューター・ビジネス研究No.31(地域航空総合研究所)
  3. ^ 地域航空報道インデックス 湯村温泉ヘリポート開港(毎日94.5.15) - コミューター・ビジネス研究No.32(地域航空総合研究所)
  4. ^ 地域航空報道インデックス 神戸〜兵庫北部間にヘリコプター路線(日経産業90.5.21) - コミューター・ビジネス研究No.16(地域航空総合研究所)

関連項目






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