(株)湖山マート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:33 UTC 版)
「ケンガンアシュラ」の記事における「(株)湖山マート」の解説
蕪木 浩二(かぶらぎ こうじ) 通称『呪術師(メディスンマン)』。45歳。見た目は小太りなくたびれた中年にしか見えず、勝敗数からわかる通りさほど強くもないが、過去に彼と戦った闘技者は勝敗に関わらず全て再起不能になっている「闘技者殺しの闘技者」。湖山マートの正社員でもあり、その店頭売上は5年連続ナンバーワンである。 その正体は暗器使いであり、モスキート音による聴覚の阻害、毒を塗った手での目潰し、手首に仕込んだ針など、あらゆる反則技を使って相手を潰しにかかる。戦った闘技者の傷から凶器による攻撃ということはすでに割れているが、「審判の厳重なチェックをくぐり抜けての反則は、拳願会の信用に関わる」という理由から、仕合中の凶器の使用はすべてなかったことにされてしまう。 コッポの絵画『薔薇』を賭けた王馬との仕合でも反則技を多用し圧倒するが、カクテルパーティー効果によって音を識別した王馬の反撃を受け、その凄まじい闘気にたまらずギブアップする。 拳願絶命トーナメントそのものには参戦せずに乃木からの依頼で潜水艦を操縦して願流島に潜入、保護したハサドと行動を共にする。トーナメントの裏で東洋電力に始末屋として潜り込んでおり、捕縛した4名の社長を監視していたが、クーデター中に本来の役目に戻って守護者を制圧、社長たちを解放した。 アニメには登場していないため、王馬の戦績は原作よりも1勝少なくなっている。 モデルは石川浩司で、名前は同氏の楽曲「カブラギのおしえ」が由来。 湖山大正(こやま たいしょう) (株)湖山マートの社長であり、蕪木の雇い主。自身の闘技者に対する信頼は篤く、反則攻撃にも協力を惜しまない。拳願絶命トーナメントには参加しなかったが、乃木から依頼された裏工作を蕪木に指示し、会場の映像を彼に送っている。
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