液体燃料ロケットエンジン
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「キマフトマティキ」の記事における「液体燃料ロケットエンジン」の解説
1954年から設計局は超高性能な実験機であるYak-27V とE-50A用に液体燃料ロケットエンジンを設計し、1957年から1962年に対航空機用誘導ミサイルのエンジンを設計した。1960年代初頭から設計局は有人仕様の液体燃料ロケットエンジン(LPREs)を設計した。 数十年後、キマフトマティキはソビエト連邦における有力な液体燃料ロケットの開発会社の一つになり、SS-11、 SS-18や SS-19や弾道ミサイル等のエンジンを設計した。他に類を見ない設計として空間を節約する為に非対称ジメチルヒドラジン(UDMH)推進剤のタンク内にエンジンを潜らせる(SS-N-23 潜水艦発射式弾道ミサイル)用のエンジンがある。彼らは同様にソユーズやプロトンロケットの上段やエネルギアロケットのコアステージも設計した。膨大な設計作業と弛まざる改良は高い技術水準の獲得をもたらした。同時期(1960年代から1970年代初頭)のアメリカでは液体燃料推進剤によるミサイルの開発を放棄し、固体燃料に転換したことにより、新規に開発された液体燃料ロケットエンジンはスペースシャトルの主エンジン(SSME)のみだった。コズベルグ設計局は彼らの経験をソビエト初の推力40t超の液体水素燃料エンジンであるRD-0120の開発に遺憾なく発揮した。大半の液体酸素/ケロシンまたは四酸化二窒素/非対称ジメチルヒドラジンを推進剤とするエンジンの設計とは異なり、液体酸素/液体水素を推進剤とするRD-0120は仕様と性能はSSMEに似ているが取り入れられた技術により廉価である。 キマフトマティキは目下のところRL-10の代替を目的として国際市場向けにRD-0146を売り込み中である。 液体燃料ロケットエンジンの市場の縮小に伴い石油やガスや農業や医療産業の関連する製品の設計へ事業領域を拡大する。
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液体燃料ロケットエンジン
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「ロケットエンジン」の記事における「液体燃料ロケットエンジン」の解説
詳細は「液体燃料ロケット」を参照 液体燃料を推進剤として使用する形式のロケットエンジンである。推進剤の組み合わせで多様な用途に用いられる。燃焼方式にはガス発生器サイクルや二段燃焼サイクルやエキスパンダーサイクル等、複数の形式がある。
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