浅川マキ (アルバム)とは? わかりやすく解説

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浅川マキ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/06 15:53 UTC 版)

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浅川マキ
浅川マキEP
リリース
録音 1969年 - 1971年
ジャンル J-POP
レーベル 東芝音楽工業 - EXPRESS
プロデュース 寺沢圭、寺本幸司寺山修司
浅川マキ アルバム 年表
浅川マキの世界
1970年
浅川マキ
1971年
MAKI II
1971年
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浅川マキ』(あさかわマキ)は、日本歌手浅川マキコンパクト盤1971年東芝音楽工業より発売。規格品番:ETP-4277。価格¥600(発売当時)。

解説

浅川マキが生前、唯一発表したと思われるコンパクト盤ミニ・アルバム)である。発売時期の詳細など殆どの経緯が不明であるが、収録された音源の内容からアルバム浅川マキの世界』発表(1970年9月5日)からシングル「港の彼岸花」の発表(1971年4月5日)までの時期の前後であろうと推定される。
収録音源は「かもめ」以外、シングル・ヴァージョンとアルバム・ヴァージョンが混在している[1](収録内容は後述→#収録曲)。

ジャケット写真は向って左手にステージにて歌唱する立ち姿が、右手に「港の彼岸花」のジャケットにも用いられた写真を反転(鏡像に)させた肖像写真コラージュされデザインされている。どちらが鏡像であるかは不明。

ジャケット裏面には収録された4作品の歌詩[2]と共に「 浅川マキ 演奏)東芝レコーディング・オーケストラ」とクレジットされている(実際の演奏者の詳細は後述→#演奏者[3]。また作詩作曲編曲もそれぞれ名義が記載されているが、何故か「港の彼岸花」の表記だけはローマ字で記載されている。また樹木シルエットNEW FOLKと文字が入ったロゴタイププリントされている。

東芝は当時コンパクト盤シリーズとして”コンパクト7”をリリースしていた実績があり、本作に”コンパクト7”の名は見受けられないもののコンパクト盤リリースの一環として企画制作発売されたものと考えられる。

収録曲

Side A

  1. 夜が明けたら (Single Version.)
    • 作詩[2]・作曲:浅川マキ
    「蠍座」でのライヴ実況録音。曲の終わりにはSE機関車の出発音、航空機の離陸音)が挿入されている。
  2. かもめ

Side B

  1. 港の彼岸花 (Single Version.)
    • M. Asakawa, R. Nakanishi ― K. Suzuki Arr. by Kozaburo Yamaki
    (作詩:浅川マキ/補作詩:なかにし礼/作曲:鈴木薫/編曲:山木幸三郎)
    シングル・ヴァージョンを収録。
  2. ちっちゃな時から (Album Mix.)
    浅川マキの世界』制作時に曲の終わりに挿入されたSEが僅かながら入っており、そのままフェード・アウトする。

クレジット

演奏者

  • 東芝レコーディング・オーケストラ - 演奏
(実際に参加した演奏者の詳細は、各々の当該記事を参照。)
  • 「夜が明けたら」「かもめ」「ちっちゃな時から」
  • 「港の彼岸花」

脚注・出典

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  1. ^ 「かもめ」だけは本作発表当時、本作にも収録されたものが唯一の音源であったことにも起因する。
  2. ^ a b 浅川マキの作品はすべて「作詞(歌詞)」ではなく「作詩(歌詩)」とクレジットされているので、誤記ではない。
  3. ^ 1970年代までは○○レコーディング・オーケストラ(○○には各レコード会社名が入ることが多い)と云った「覆面楽団表記」がフォークソング作品等のクレジットであれど決して珍しくなかった。現代に於いても例えば演歌作品の伴奏者名義はそのようにして作品がリリースされていることが多い。



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