泉探しに旅立つ3人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 09:58 UTC 版)
「SAND LAND」の記事における「泉探しに旅立つ3人」の解説
ベルゼブブ 悪魔の王サタンの息子である悪魔の王子。約2500歳。自称極悪非道の悪魔だが、人間を殺したことはなく、実質的には子供の悪戯程度のことしかしていない。むしろ渇きに苦しむ人間の子供に奪った水の一部を分けてやったり、思いやりのある優しい心根をしている。ゲーム好き。闇のパワーを自分に吸収することが可能。パワーを吸収した後ブチキレると魔物としての本性が目覚め、戦闘力が大幅に増す。ダメージを受けたり傷を負っても、すぐに回復するらしい。本人は手下の魔物たちに「やばくなったら召喚魔法で呼び出してやる」と発言していたが、本当はそんな魔法は使えず(ただのハッタリ)、他の魔物たちもわかっている。視力・聴力はレーダーやスコープよりはるかに優秀。 ラオ(シバ) 人間の保安官で初老の男。61歳。いくつかの証拠から幻の泉の存在を確信し、人々を救うために魔物に協力を求め旅に出る。とはいえ、当初はベルゼブブたちのことを心底は信用しておらず、弾丸が装填された銃を「弾が入っていない」と偽っていた。格闘戦ではトンファーで戦う。ベルゼブブが今まで見てきた人間の中では一番目か二番目に強いらしい。保安官なのになぜか戦車の扱いにも長けている。その正体は、元国王軍の将軍・シバ。約30年前、自ら戦車隊を指揮してピッチ人を攻撃したが、予想外の大爆発によって本人は生き残るも、妻と全ての部下を失い、ひっそりと姿を消したのち、名前を変えて暮らしていた。写真が全て焼失したため、妻の写真が載った雑誌の切り抜きをお守りとして持っている。シーフの話から、大爆発がゼウたちが水を独占して儲けるためと、自分たちに逆らうシバたち戦車隊と水を作り出せるピッチ人を同時に全滅させるための作戦だったと知り、ゼウ大将軍に対する怒りを燃やす。ベルゼブブを当初は略して「ベルゼ」と呼んでいたが、途中から「王子」と呼ぶようになる。ラストではピッチ人たちに物資を運び、途中で魔物たちの棲み家に寄ってベルゼブブとシーフを誘った。 シーフ 物知りな魔物で盗みが得意。かなり臆病で、ベルゼブブに旅に着いて来るよう命令された時も嫌がっていた。盗みをする時はサンタ服を着るが、その理由は「サンタの格好ならいざという時にごまかしがきくから」らしい。老人然とした外見だが、年齢は約2500歳のベルゼブブよりもう少し年上程度。車や戦車の運転の際にはベルゼブブ以上にはしゃいでいた。ラオに30年前の大爆発の真相を語った。当時人気だったテリアのことも知っていた(シバの妻だったことまでは知らなかったが)。1度だけ水と食料を盗む役を担ったが、以降は戦車の操縦役が主だった。髪は多くないがヘアスタイルにはこだわりがあるらしく、ヘアスプレーを常備。サンタ服を着る際も乱れを気にしていた。
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