永和区の中和路、中和区の永和路
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「双和 (新北市)」の記事における「永和区の中和路、中和区の永和路」の解説
捷運永安市場駅周辺の略図(緑は永和区)(pp107-108) 中和区 瓦磘溝 永和区永和路一段 ※→永和区永貞路 雙和聯合診所●(永和区永和路) 永貞路262巷 永和区永貞路 ← →中和区永貞路← ※ 永和区中和路(奇数番地) 中和路 中和区中和路(偶数番地)●永安市場駅出口 中和区中安街 八二三紀念公園 永和区安楽路 中和路305巷 中和路 宜安路 中和路230巷 景安路 新北市の永和地区と中和地区は戦後1958年まで同じ台北県中和郷に属しており、分裂し新北市永和区と中和区となっているが、新北市には市轄区を跨ぐ街路が201ヶ所あり、このうち中山路が19ヶ所を占め、中永和も例外ではない。台湾全土にある中正路と中山路は両区内にも例外なく存在し、かつ中和路と永和路が双方に存在しているため、地元住民以外の混乱を招いている。 市道111号は捷運永安市場駅北側の永貞路との交差点を境に北が永和路、南が中和路となり、さらにこの道路が両区の境界となっているため短い区間で永和区永和路と永和区中和路、中和区中和路が混在する。加えて台北捷運の環状線と万大中和樹林線の開業後は中和駅と永和駅は中和線ではなくそれら2線の駅として存在することになる。 中和区の郷道北92線(中国語版)は永和路となっている。このうち環中路と中原街に挟まれた約325メートルは2016年に中板路へ、華中橋付近の中和区永和路約560メートルは2017年に立業路へ改名された、その後も中板路から分岐する路地は中板路〇巷と永和路〇巷が混在している。両市は2010年末に直轄市となった新北市の市轄区となり、中和区の永和路については一部区間が改名されたが、環河西路と中華路に挟まれた区間は維持されるなど、表札から道路標識に至るまでの一斉改名には時間がかかっているため、混乱収束の見通しは立っていない。 なお、新北市では同様の事態が板橋区と土城区に跨る四川路でも起こっている。 その複雑怪奇さは在住30年の市民をも惑わせており、路線バスの運転手が右折する場所を間違えたり、救急車が通報元に到達できないといった事態が発生していることから、八卦陣(中国語版)に喩えた「中永和八卦陣」や「鬼打牆」、あるいは「百慕達(バミューダトライアングル)」 と称されている。上記のとおり、市民か否かにかかわらず混乱が続いているため、ネット上では台湾北部では中永和の路地が台北駅構内に並ぶ「二大迷宮」という声が多い。一方で「街路が碁盤の目ではなく同心円状に整備されたことで右左折の手間が少なくなって却ってよかった」という意見もある。 ネット上ではこれらの混乱ぶりを早口言葉や替え歌で表現することが流行し、男性歌手の王仁甫(中国語版)(ザックス・ワン)も自らが所属するユニット「5566 (ウーウーリウリウ)」の楽曲「伝説」を元に替え歌を歌番組で披露した。 替え歌および早口言葉のフレーズは以下のようになっている(一部抜粋)
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