民音音楽博物館とは? わかりやすく解説

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民音音楽博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/08 06:38 UTC 版)

民音音楽博物館本館
Min-On Music Museum
東京山手線内内の位置
施設情報
前身 民音音楽資料館
専門分野 音楽資料
館長 野沢晃
事業主体 一般財団法人民主音楽協会
開館 1974年
所在地 160-8588
日本
東京都新宿区信濃町8番地
位置 北緯35度40分56秒 東経139度43分09秒 / 北緯35.6823度 東経139.71927度 / 35.6823; 139.71927座標: 北緯35度40分56秒 東経139度43分09秒 / 北緯35.6823度 東経139.71927度 / 35.6823; 139.71927
最寄駅 JR中央・総武線 信濃町駅 徒歩5分
最寄IC 首都高速4号新宿線 外苑出入口
外部リンク http://museum.min-on.or.jp/guide/east/
プロジェクト:GLAM
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民音音楽博物館西日本館
Min-On Music Museum Western Branch
神戸市内の位置
施設情報
専門分野 音楽資料
事業主体 一般財団法人民主音楽協会
開館 2012年
所在地 651-0083
日本
兵庫県神戸市中央区浜辺通6-3-16
関西国際文化センター3F
位置 北緯34度41分14秒 東経135度11分53.1秒 / 北緯34.68722度 東経135.198083度 / 34.68722; 135.198083
最寄駅 JR神戸線 三ノ宮駅阪急神戸線 神戸三宮駅
最寄IC 阪神高速3号神戸線 京橋出入口
外部リンク http://museum.min-on.or.jp/guide/west/
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

民音音楽博物館(みんおんおんがくはくぶつかん、: Min-On Music Museum)は東京都新宿区兵庫県神戸市中央区にある、民音文化センターに併設された音楽博物館。

無料で公開されており、貴重な古典ピアノをはじめオルゴール、民族楽器などを鑑賞できる。運営は一般財団法人民主音楽協会[1][2]

概要

  • 1974年 - 民音音楽資料館として音楽資料の無料公開・利用ができる専門図書館として開設
  • 1997年 - 移転をきっかけに、展示部門を開始
  • 2003年 - 東京都教育委員会より登録博物館として認可
  • 2004年 - 現在の名称に改称
  • 2012年 - 兵庫県神戸市に西日本館を開設
  • 2014年 - 付属組織として、民音研究所を開設

常設展示品

常設展示として、歴史的なチェンバロフォルテピアノピアノが公開されており、それらの多くが実演にて、音色を聴くことができるのが特徴である。

18世紀制作のオルゴールや、蓄音機、世界の民族楽器なども公開されている。

本館の主な展示品

鍵盤楽器

  • ピサ・チェンバロ(1580 - 1600年頃制作)
  • シュトローム(1793年制作)
  • アントン・ワルター(1795年制作)
  • ヨハン・フリッツ(1800年頃制作)
  • コンラート・グラーフ(1834年制作)
  • プレイエル・グランド・ピアノ(1845年制作)
  • カール・レーニッシュ(1868年制作)

オルゴール

  • ロッホマン・オリジナル・モデル172MW (1795年制作・ディスク型)
  • “オーケストラル・コロナ”スタイルNo.33「キング・オブ・レジナ」(1897年制作・ディスク型)
  • クラシック・オーケストラ(1885年制作・シリンダー型)

西日本館の主な展示品

鍵盤楽器

  • ボローニャ・チェンバロ(1680年頃制作)
  • カール・シュタイン(1840年代制作)
  • マルムショー(1861年制作)

オルゴール

  • シンフォニオン130型(1900年頃制作・ディスク型)
  • コメットNo.1039 (1890年制作・ディスク型)

企画展示

常設展示に加え、企画展示を開催しており、様々なテーマを掲げ期間限定で行われる。中でも本館で行われる夏季の『子供のための世界民族楽器展』は恒例展示となっている。

講演会、各種コンサート

講演会や各種コンサートを開催しており、観覧無料で参加者募集を行っている。主なものとして、企画展示のテーマに沿った講演会、各国の音楽を紹介するレクチャーコンサート、本館ロビーで開催するミュージアムコンサートなどがある。

これらは2018年12月時点で96回開催され、26か国・地域の参加国数に及んでいる。

音楽ライブラリー

東京の本館内にてライブラリー事業を行っており、12万点以上の録音資料、4万点を超す楽譜、3万冊の音楽書を揃え、資料の視聴・閲覧と貸し出しを行っている。ウェブOPACを有しており、インターネットでの資料検索も可能となっている。

民音研究所

民音研究所(英: Min-On Music Research Institute)とは、2014年10月に音楽博物館付属組織として、音楽と平和構築を研究テーマに設置された研究所。研究員による年次報告会の開催や、学術交流などを行っている。

外部リンク

出典・脚注

  1. ^ 民音50年史. 民主音楽協会. (2013年10月). NCID BB14106204 
  2. ^ 民音音楽博物館公式WEBサイト”. 2019年5月閲覧。 エラー: 閲覧日は年・月・日のすべてを記入してください。(説明
  3. ^ 英語中国語韓国語仏語スペイン語での博物館案内

民音音楽博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 03:02 UTC 版)

民主音楽協会」の記事における「民音音楽博物館」の解説

詳細は「民音音楽博物館」を参照 民音音楽博物館(英:Min-On Music Museum)は新宿神戸にある音楽博物館無料にて公開されており、貴重な古典ピアノをはじめオルゴール民族楽器などを鑑賞できる2012年兵庫県神戸市西日本館を開設2014年には付属組織として、民音研究所開設した

※この「民音音楽博物館」の解説は、「民主音楽協会」の解説の一部です。
「民音音楽博物館」を含む「民主音楽協会」の記事については、「民主音楽協会」の概要を参照ください。

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