おうしゅうちちゅうかい‐パートナーシップ〔オウシウチチユウカイ‐〕【欧州・地中海パートナーシップ】
欧州・地中海パートナーシップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/18 15:25 UTC 版)
欧州・地中海パートナーシップ(おうしゅう・ちちゅうかいパートナーシップ)とは、欧州連合がマシュリクとマグリブにある諸国との関係を強化するために、1995年にバルセロナで開かれた欧州・地中海会議で取りまとめられた枠組み。バルセロナ・プロセスともいう。欧州・地中海パートナーシップはのちの地中海連合設立の基礎となる。
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- ^ “Is the EuroMed process going off the rails?” (English). EurActiv.com. (2005年11月29日) 2008年9月13日閲覧。
- 1 欧州・地中海パートナーシップとは
- 2 欧州・地中海パートナーシップの概要
- 3 両者間の関係
- 4 2005年欧州・地中海首脳会議
- 5 外部リンク
欧州・地中海パートナーシップ
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「欧州統合」の記事における「欧州・地中海パートナーシップ」の解説
欧州・地中海パートナーシップ(バルセロナ・プロセス)はマシュリクやマグリブといった地域との関係を強化するために、欧州連合によって取りまとめられたものである。1995年にバルセロナにおいてヨーロッパと地中海諸国の国や地域が出席する会議が開かれ、その後も1年ごとに会議が開かれている。 2004年の拡大でキプロスとマルタの地中海地域の国が欧州連合に加わった。欧州・地中海パートナーシップには欧州連合の28か国と、アルバニア、アルジェリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、エジプト、イスラエル、ヨルダン、レバノン、リビア、モーリタニア、モナコ、モンテネグロ、モロッコ、シリア、チュニジアとパレスチナ暫定自治政府の15か国・地域がパートナーとして参加している。ただしリビアは1999年からオブザーバという地位で参加している。 欧州・地中海自由貿易領域はバルセロナ・プロセスや欧州近隣政策を土台としたものである。この自由貿易領域には欧州連合、欧州自由貿易連合、欧州連合との間で関税同盟を結んでいるトルコ、アンドラとサンマリノ、欧州連合への加盟候補国、バルセロナ・プロセスのパートナーが含まれている。 2008年7月には地中海沿岸の諸国による共同体である地中海連合が設立された。
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