梵天丸のパーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/20 09:47 UTC 版)
赤外線受光ユニット 前部中央に1個あり、前部左右にある赤外線LEDが発振した赤外線が障害物に当たり反射した赤外線を受光することで、障害物を認識している。 また、ソニー製のテレビやビデオのリモコンの赤外線も認識できるので、これで梵天丸を操作することもできる。 赤外線LED 前部左右に1個ずつあり、赤外線を発信している。 半固定抵抗器 赤外線LEDから発振する赤外線の強さを調節し、障害物を発見できる距離を調節することができる。 「まきもの」とよばれる梵天丸のプログラムに従い、タイヤの動かし方等を決めている。 モータドライバ 多くの電流を必要とするモータのために、電流を増幅している。梵天丸にはモータが2つあるため、モータドライバも2つある。 発光ダイオード 赤外線受光ユニットで赤外線を受信した時に光る。右の赤外線LEDで受信した時は赤が、左で受信した時は緑が発光する。 ディップスイッチ 4個のスイッチがあり、この組み合わせで「まきもの」の「じゅつ」を切り替えることができる。 ピンヘッダ プログラム書込器を取り付けたり、拡張ユニット取り付け用の入出力信号端子にも使う。 電池ボックス マジックテープで梵天丸の後部に固定するようになっている。 ギヤボックス タミヤ製「ツインモーターボックス」を使う。最初は「タイプC」(低速タイプ)で組み立てるが、その後他のタイプに変更することもできる。 ただしロボコンジュニアの競技の中には「タイプC」でないと参加できない競技もある。 キャスター 椅子などについている一般的なキャスターとは一部違う。 モーター 2個のモーターが搭載されている。FA-130モーターを6V用にコイルを巻き替えたもの。 頭脳 18ピンのPICワンチップマイコンが使用されている。初期型ではPIC16F84Aが採用されていた。現行では PIC16F628となっており、この変更によりプログラムエリアが拡大し、モーター可変速など機能が向上した。 ロボット改造キット 梵天丸用に開発された専用の拡張基盤。LEDの点滅・ブザー・DCモータ・サーボモータなどの出力制御が可能になる。 隠し技 まきものには、改造キット発売以前から 模型サーボモータ制御コマンド「ふる」などが実装されていた。
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