桜和田ジム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 23:42 UTC 版)
桜和田 源矢(さくらわだ げんや) 山奥にあるキックボクシングジムの老会長。「教えた選手が皆、頭がおかしくなる」として業界で有名。閃の祖父の友人で、現役選手を退いて間もない頃、手のつけられない不良だった閃の父・堅をやはり中学3年生時に更生させた経験がある。因みに前歯が2本ないのは、グローブをつけた堅に折られたのが原因である。 閃の、父に対する想いも即座に見抜いた人物。 桜和田 鈴(さくらわだ すず) 会長の孫娘で、閃と同じ中学3年生。孝紀とふたりで、誘拐紛いの方法で閃をジムへ連れてくる。父に反発し、会長と生活を共にしジムの家事等を担当している。 澤橋 孝紀(さわはし こうき) ジム所属の選手。キックボクシング歴3年。閃よりひとつ年上で「敬語使え」が閃に対しての口癖。 会長に頼まれて、訪問初日に逃亡しようとした閃と相手するが、逆に素手で頭を割られてしまう。しかしそれでも会長曰く、彼は充分強い(閃が異常に頑丈なだけ)らしい。青藤の倍以上トレーニングを重ねたのに、実力は青藤の足元にも及んでおらず、そのため青藤の天才的才能を認めると同時に、強いコンプレックスを抱いている。 百瀬 龍生(ももせ たつお) 18歳。ジム所属のプロ選手で日本チャンピオン。実は鈴と孝紀が閃をトラックで拉致したときの運転手。閃のキック入門の教育を買って出るが、いい加減なことを教えた為閃に無茶をさせてしまう。 その後もたびたび閃にいたずら心で嘘をつくことがある。見せ場になると意気込むが、失敗してしまう。 あしたのジョーの矢吹丈を意識した髪形で片目が髪で隠れており、そのため右目の視界が悪く遠近感も失い、試合中に相手のパンチが見切れない事がある。得意技はフルスイングでのカウンターとフェイント。 大木 羊介(おおき ようすけ) 会長の門下生の一人。太っていて気弱。ジムにはダイエットの為に来ているらしい。年下の久太からは「デブゴン」と呼ばれ、馬鹿にされていた。 八見 久恵(はつみ ひさえ) 会長の門下生の一人で通称「ハツミ」。18歳。気強い性格の少女。地元で喧嘩無敗を誇り、さらなる強さを求めてジムに来た。その時、地元の暴走族たちを壊滅させ、高校を中退させられた。キックボクシングの時には「女を捨てている」らしい。出かける時は女性らしく化粧をしたりしている。 久太(きゅうた) 会長の門下生の一人で小学生。元々いじめられっ子で、強くなるためにジムに来た。普段は強がって羊介や鈴に生意気な口を利いているが、いざとなるとハツミの後ろに隠れたりする。彼の境遇を考えて誰も何も言わなかったが、閃は身体を張って彼が他人に甘えることから脱却させようとする。
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