柳川観光列車「〜水都〜」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 15:38 UTC 版)
「西鉄3000形電車」の記事における「柳川観光列車「〜水都〜」」の解説
柳川観光列車「水都」は平成27年10月に登場した列車で初代は8000形を改造して運行していたが老朽化により、平成29年7月で引退し、その代替として3000形(3017編成、3018編成)を改造。 車両デザインは、”柳川の伝統と四季の彩り”をテーマにさげもんや白秋祭など古くから続く伝統行事や、柳川に咲く花を車両デザインにしてにしている。また、城下町柳川に息づく武家文化を象徴する「漆黒」を全車両に使用している。 各車両を各季節のコンセプトでまとめており、季節をあしらったデザインとしている。 1号車(3017号車) 秋・冬 菊の節句と御花に越冬する鴨 2号車(3317号車) 夏・秋 有明海花火フェスタと白秋祭 3号車(3517号車) 初夏 花菖蒲 4号車(3018号車) 初夏 からたちの花 5号車(3318号車) 春 柳の新緑と水面 6号車(3518号車) 春 柳川まりと雛祭り 2号車には柳川の特産品や、立花家史料館より寄贈した柳川藩主立花家伝来品をイメージ させる文化財レプリカの展示のためディスプレイキャビネットを設置。 そのほか、各車両には、柳川藩主立花家の鎧や刀などを紹介 する 6 種類の記念乗車カードを設置している。 無料公衆無線 LAN サービス「Nishitetsu Train Free Wi-Fi」を新 たに導入し、増加する訪日外国人観光客をはじめとする来街者の利便性向上を図っている。 改造費用は約3,300万円。 2017年7月22日に福岡(天神)駅で8000形「水都」からの引継式を実施し、同日福岡(天神)駅11時00分発大牟田行き特急(第A111列車)より運行を開始した。 3518号車 車内
※この「柳川観光列車「〜水都〜」」の解説は、「西鉄3000形電車」の解説の一部です。
「柳川観光列車「〜水都〜」」を含む「西鉄3000形電車」の記事については、「西鉄3000形電車」の概要を参照ください。
- 柳川観光列車「〜水都〜」のページへのリンク