東映列車シリーズとは? わかりやすく解説

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東映列車シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 16:58 UTC 版)

喜劇急行列車」の記事における「東映列車シリーズ」の解説

喜劇団体列車」および「喜劇初詣列車」も参照 本作好評を受け、シリーズ化決定し以降喜劇団体列車』(1967年11月公開)『喜劇初詣列車』(1968年1月公開)の2作品製作され本作喜劇急行列車』と合わせた3作品を「東映列車シリーズ」「列車シリーズ」と呼ぶことが多い。二作目を製作中と見られる1967年10月文献に「東映国鉄路線と書かれた資料もある。他に「喜劇列車シリーズと書かれた資料や、同じく瀬川昌治手掛けた旅行シリーズ」の一部としている資料もある。 当時東映毎日ヤクザ映画劇場掛けていた時期であったうえ、東映内部作品評価低かったものの、社長大川ヤクザ映画嫌っており「プログラム変化入れなければならない」と、シリーズ化決定した当時東映関係者は「国鉄支社28あるから(当時28本作れる」と語った第二作のタイトルには、団体動員を狙う『喜劇団体列車』と命名その際鉄道弘済会タイアップして、駅構内売店で、当時一般劇場入場料400円の3割引き価格280円で前売券販売し好調な売れ行きとなった1968年、3作目の『喜劇初詣列車公開の後、大川社長の息子大川毅東映専務岡田茂たち「活動重役」が揉め東映お家騒動起きた。この煽りで、岡田1968年5月17日付け東映映画製作最高責任者企画製作本部長就任し続いて同年8月31日付け映画の製作配給興行までを完全に統轄する映画本部長就任大川社長から映画部門に関して全権委任され一つ映画会社社長立場匹敵する大きな権限持たされた。本部長就任にあたり、「エロヤクザの“不良性感度映画を一層強化する」と宣言した。 『喜劇初詣列車』に続くシリーズ4作目として『喜劇新婚旅行』が企画として挙がっていた。しかし本シリーズ渥美清コンビ組んで3作品出演した佐久間良子が、上記東映の「不良性感度路線毛嫌いしエロでもグロでもない作品にしか出ない方針をとったため、出演依頼応じなかった。その影響で、東映での出演減ったこのため佐久間他社映画会社出演認めて欲しいと強く訴えたが、まだ五社協定の強い時代思うようにいかなかったと述懐している。自身映画化希望した石狩平野』も製作延期になった佐久間はついに「ハラ立て」、「順法闘争」に出て、それに応じた渥美清も4作目出演拒否。こうして「列車シリーズ」は終了した

※この「東映列車シリーズ」の解説は、「喜劇急行列車」の解説の一部です。
「東映列車シリーズ」を含む「喜劇急行列車」の記事については、「喜劇急行列車」の概要を参照ください。

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