東日本大震災とその影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:09 UTC 版)
「ホストクラブ」の記事における「東日本大震災とその影響」の解説
2011年、東日本大震災の影響により、ネオンをつけての運営が難しくなったほか、福島第一原子力発電所事故の影響で放射能による汚染が発生するという噂が流布した。この噂の影響によりホストも風俗嬢も歌舞伎町を離れたが、半年ほど経過すると元に戻った。また、津波に家を流された若い男性がホストになるケースも見られた。この時代はホストの服装や化粧、接客に変化が生じた。また客との交流もかつては電話、電子メール、ブログ、電子掲示板などが主流だったが、それがTwitterなどのソーシャルネットワークサービスに代わった。グループダンディ―やエアーグループはこうした《ネオホスト》ブームに乗ることができたが、老舗の愛田観光はこれに乗り遅れた。2011年の夏に愛田が脳梗塞で倒れ、介護施設に入ったまま回復の様子が見られなかった。これによって愛田観光の吸引力が衰え、経営の実権を榎本の長女である榎本磨里が握った。榎本磨里は会社の私物化を行い、その中で売上除外の指示を従業員に出すなど経営を急激に悪化させた。ニュー愛は閉店し、愛田観光は榎本磨里から爆サイ.comを経営していた人物に移った。その後、愛本店は歌舞伎町ホストクラブ協力会の会長を愛田から継いだ北条雄一の意見を受けたグループダンディー最高執行責任者の巻田隆之が、前述の人物に渡っていた愛の権利の入手と愛本店の復活に尽力した。
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